誘惑に負けるのは、プロセスである。【note19日目】

習慣は強固であると同時に脆く崩れやすい、という性質がある。

どんなに長く続けている習慣であれ、簡単な習慣であれ、何かの拍子にその習慣を失ってしまうかもしれない。そのような危機感を持つことが大切なのではないかと思う。

「人生を変える習慣のつくり方」という本のなかで、心に響いた言葉。

誘惑に抵抗するのではなく、誘惑は生まれるものだと想定しておく。誘惑を最小限に抑える努力をし、誘惑に負けたときの対処法を考えておく。

「人生を変える習慣のつくり方」より


<以前の誘惑に対する考え方や反応>

・邪魔なもの、あってはならないもの
・誘惑に1回でも負けてはならない(完璧主義)
・自分だけは、意思が強く、常に誘惑に勝てるという幻想を抱いている
・誘惑に抵抗する、葛藤する、迷う、悩む
・誘惑に絶対負けない(でも負けることがある)
・誘惑に負けた自分に対して責めてしまう
・誘惑に負けるとネガティブに状態になる


<この本を読んだ後の誘惑に対する考え方>

・誘惑は抵抗するものではない
・誘惑は生まれるものだと前提に立つ
・誘惑が生まれないように、継続的に工夫していく(その間は負けて原因を特定しその原因を潰していく過程があるという前提に立つ)
・誘惑に負けたときの対処法をあらかじめ考えておく
・誘惑を減らしていく過程(工夫)を楽しむ。


いったい何万回誘惑に負けてきたか。誘惑に負けたことがないという人は、いない。けれども、その事実から目をそらし、いつまでもぼくなら大丈夫と思い込み続けてきた。その結果、いつまでも同じところで誘惑に負け続けることになる。


敗北を認め、受け入れることで、初めて見えてくることがある。誘惑はあるもので、誘惑に負けてしまうものだという前提に立つことで初めて得られるものがある。


誘惑に負けるのはプロセスであるという前提にたち、一つ一つの誘惑の対策をしていく工夫が生まれてくる。その積み重ねが、強固な習慣を作り上げていくのだと思う。


まとめ

・誘惑は生じるもの
・誘惑に負けることの方が多い。それはプロセス。
・どんな誘惑があるのかを知って、対策を立てていく。



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