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脊髄刺激装置をいれてからの生活

お久しぶりです。車椅子jdのゆめほです!一昨日、昨日とバイトの面接があり記事が書けずにいました🙏

6/27に脊髄刺激装置埋め込み手術をしてから明日で3週間になります。この間で感じた身体の変化について、今日は書いていこうと思います。

身体の痛みについて

疼痛に関してですが、圧倒的に緩和されました。刺激を始める前の痛みが8〜10だとすると、3〜5になりました。この変化で自分でもびっくりするくらい生活しやすくなりました。

まず痛みで寝込むことがほとんどなくなりました。もちろん筋痛性脳脊髄炎の疲労で寝込むことはあります。それでも痛みで動けないことが全然なくなったのでとても嬉しいです。

そしてリモコンを使って流す電流の強さを変えられるので、その時の痛みの強さに合わせることで疼痛緩和ができます。頓服薬を飲む以外の痛みへの対処法が増えたのが心強いです。これから常用薬の方も減らしていければと思っています。

身体の動かしやすさについて

電流刺激を始めたことで身体の動かしやすさも変わりました。まずとっても歩きやすくなりました。足が軽く、出しやすくなりました。そしてある程度歩いても疲れにくくなりました。前までは徒歩10分の最寄駅まで行くのも大変でしたが、今は杖と装具を使えば往復できるようになりました。

また手の方も動かしやすくなりました。パソコンのタイピングが前は指が痛いのと指が動かしづらくやりづらかったのが今はしやすくなりました。また手に力が入りやすくなって文字も書きやすくなりました。

装置の機能・管理について

私の電極は頸髄(首)から胸髄まで入っています。そしてリモコンでは腕の方と足の方それぞれ電流の強さを変えられるように設定してもらっています。先述した通り、痛みの強さに合わせて電流の強さを変えています。

装置の機能として姿勢を自動で検知して、電流の強さを変えられるというのがあります。私は立つ・座る・寝るでそれぞれ強さを設定してもらっています。

また装置本体は左の臀部皮下に埋め込まれてあって外から充電する必要があります。リモコンを充電しておいてそこから充電ケーブルをつなぎ装置を充電する感じです。

装置の充電器

他にはMRI検査の際にリモコンで「MRIモード」にする必要があります。なので基本的に通院の際はリモコンと「脊髄刺激療法手帳」は持ち歩くようにしています。

線維筋痛症で脊髄刺激療法を受けること

線維筋痛症という病気で脊髄刺激療法を受けさせてくれる病院はなかなかないと思います。私はそのような病院、先生に巡り会えて本当に幸運なんだと思います。

ここまで書いた通り、私の場合ですが線維筋痛症の症状に対して脊髄刺激療法はとても効果がありました。そして疼痛緩和の手段が増えたという安心感もうまれました。手術をしないと治療が受けられませんが、それでも線維筋痛症の疼痛緩和治療の1つとして、これからもっと普及していけばいいなと思っています。そのために「脊髄刺激療法を受けた線維筋痛症患者」としてこれから発信を頑張っていきたいと思います!!

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