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パーキンソン病要介護4を車椅子ベルトで固定してみた!

皆さんこんにちは「まなかいご」です。
今日は

パーキンソン病要介護4の父を車椅子ベルトで固定してみた!

15年以上パーキンソン病を患っている父。
長い間ドーパミン系の薬を飲み続けてきた関係で、ジスキネジアといって体が自分の意思と関係なくバタバタ動いてしまう症状があります。
ここ数ヶ月はかなり酷く、食事の時も椅子に座ってられない状態に。
私がいれば抱き上げて椅子に座り直させることができるのですが、毎日介護をしている70歳近い母は背中を痛めてしまう等、体力の限界に。
そこで探した車椅子ベルト。
車椅子に体を固定するためのベルトです。
以前もお腹だけのベルトを扱ったことがあったのですが、底に潜る形でずり落ちてしまうということで、今回はお腹と股から固定するタイプを購入してみました。
普通の椅子にも使えるかも試してみたいと思います。

健康は食事から!

最初のうちはベルトに消極的だった父。
しかし、ベルトで固定されることによって、ずり落ちずに食事ができる。
ずり落ちずに食事ができることによって食事量が増え、翌日の調子がよくなることに気が付いた父。
ちゃんと座って、ちゃんとご飯を食べれば調子が良くなるんだ!
そして、調子が良くなったことによって、またご飯が食べられる。
そしてまた翌日調子が良くなる!
その繰り返しにより、実はここ数年ずっと落ちていた体重が増えました👏
想定外の効果に私たちも驚き。
今では揺れの大きい日は、自らベルトで固定されることを望んできます。

男性ならではの問題点

どうしても股間を圧迫することになってしまうこのベルト。
女性はまだしも、男性にとっては位置があっていない状態で固定されてしまうと、圧迫されて辛いようです。
しかし、最初に位置を整えれば大丈夫だそう。
我が家では本人に確認し、整ってから装着していますw
いくら位置を整えても、やはり長時間圧迫されると苦しいそう。
なので、ご飯食べる時だけ1時間ほどの装着で、終わったら外してベッドに連れて行ったりソファに連れて行ったりしています。

愛する人の負担を軽減してあげられるという喜び

父の体を引き上げる回数が減った母。
身体的負担がかなり減ったことで、精神的な余裕もでき、笑顔が増えたように感じます。
そして母の負担が減ったことを誰よりも喜んでいるのは父でしょう。
どれだけ体が動かなくなっても、病気になっても、愛する人のために何かをしてあげたいという気持ちは変わらない
そのお手伝いができるのが、娘として大変うれしく思います!

ちなみにこちらのベルトは楽天で約1万円で購入しました。
少々お高めではありますが、不随意運動等でお困りの方はご検討ください。

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
自宅介護をもっと楽しく!
まなかいごでした。
(質問、ご意見お待ちしております!)

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