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経世済民〜最近の政治所感〜2024/6/27

 自民党がまた政権を失いそうだが、頼みになる野党もなく、政権は失わなそう。だから、裏金騒動も適当に処理してもなんとかなると考えている。国民は、舐められている。悪い奴の顔は覚えておくべきだ。

 「政治に金がかかる」と当たり前のように政治家は言う。でも、何にお金がかかるのかを詳細に発表した人は、知る限りいない。確か、昔、都知事もやった青島幸男が、全くお金がかからないようなことを言っていたと記憶しているが、有名人だからということでスルーされていた。とすれば、顔と名前を売るため、票を得るために金がかかっているということだ。年間、数千万の給料と政党交付金まで、税金からもらって、まだ足りないらしい。とすれば、新たに政治家になりたい有為な若者が立候補して、現職と戦う際、完全に不利な状態になる。さらに、現在は立候補する際に、供託金が必要だ。衆議員や参議院なら300万、知事でも300万、市議会でも50万、、、。生活も苦しいのに、そんな世の中を変えたいという志は、お金で潰える。だから、変わらない。2世議員が増える。すると、選挙の問題点も考えない。黙ってても当選するからだ。今回の都知事選は、50人以上も立候補して、大変なことになっているようだが、不真面目な候補だから大変なことになっているだけで、真面目な候補だけなら、こんなことにはなっていないだろう。お金の有無に関係なく、平等な選挙制度が必要だ。そのためにも、政治にお金がかからないように、法律を作り直す必要がある。

 野党は、国民が何を望んでいるのかがわかっていない。だから、国民に信任されない。民主党政権のドタバタも記憶に新しく、自民党が裏金であたふたしていても、危機感がないのは、ここにある。重箱のすみをつつくようなことばかり言っていても、誰が政権を託そうと思うだろうか?本当に政権を取ろうと思えば、政権を取ったら、どんな政策を行うのかを常に発信し続けることが大事だ。当然、国民が望む政策もそうじゃない政策も。

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