さより

日記を書きます。

さより

日記を書きます。

最近の記事

「あおむらさき」2023年5月3日

デルフィニウムが開花した。それにしても、購入した当初に見た札より幾分も濃い青色だ。蕾の段階では間違えて紫を買ってきたのではないかと訝しんでしまった。本音を言うと、もっと薄い青を期待していました。 去年の春から睡蓮を育てている鉢でメダカを共生させている。彼らは食欲旺盛で苔でもなんでも食べてしまう。そこで、最近はタカラダニ(アスファルトによくいる赤ちっさいダニ)を与えているのだが、この食いつきがかなり良い。 メダカのためにせっせと人間が赤いダニを探している様は滑稽ですよ。 ↑

    • 「5000円いた」2023年5月2日

      宇治川周辺で撮影と録音。 合計で21kmも歩き回ったり、改装された京都競馬場を見たり、宗教に勧誘されたりと色々ありました。 ↑でっけ〜スッポンを見つけました。 多分、全長50cmは超えていた気がする。 このぐらいの規模のスッポンであれば、最低でも一匹5000円ほどで取引されるらしい。(ネットを使って3分で得た情報なので、皆さんは安易に信用しないでください。) でも、きったね〜水路に住んでたんだよな。汚い水辺のスッポンでも良いですか? 甲羅を少し撫でたりしたあと、元いた場所

      • 「浮遊猫(犬)」2023年5月1日

        今日は疲労疲労マックスなので短く。 「浮遊」すぎる。地に足がついてないよ全く持って。背景とモデルとの奥行きが一致していないせいで、クソコラ感が生まれてしまっている。 パンイチ(と帽子)で木にぶら下がった少年が描かれたイラストの上に、赤いバツ印がつけられている。 実際にこういう生き物が現れることを示しているのなら、一番嫌だな。 日頃はこういった違和感を醸し出しているオブジェクトの写真を集めています。

        • 「空間にポケット」2023年4月30日

          まさかタイトルホルダーが競走中止になるなんてな… テレビを視聴していると、安藤勝己さんと細江純子さんが出走前から脚の硬さを指摘していたのが耳に入った。 流石に、1.7倍の一番人気(しかもG1)を出走直前に取り消しさせるのは難しいよな… ちなみに、馬券はジャスティンパレスとディープボンドのワイドを購入していました。 2年ほど前にDMM booksのキャンペーンで大量購入した電子書籍にあまり手を付けられていない。 というより、電子書籍特有のモッサリした動作が苦手だ。 かといって

        「あおむらさき」2023年5月3日

          「コンパレイル」2023年4月29日

          積ん読、積みゲーが多すぎる。おそらく高校生ぐらいから増え始めて、現在では合計して30を超えている。多分、積み界隈では雑魚の部類に入るとは思うが、いつまでほっとくつもりだろうか。死ぬまで読まないし、やらないかもな。 文庫本を買い集めてしまう理由の一つに丁度いいサイズ感があるが、手頃な値段のせいでもある。財布の中でかさ張っている百円玉たちをやっつける理由にちょうどいいのだ。手元に形として残るし、正当な理由をつけてお金を消化した気分にもなる。 一番新しい積ん読は羽田圭介の「スク

          「コンパレイル」2023年4月29日

          「自分の立てる音」2023年4月28日

          更新めっちゃ遅くなっちゃったぜ。 昨日はフィールドレコーディングの日でした。イヤホン型のマイクを着けながらお茶を飲んで喉を鳴らしてみたり、公衆電話のボタンをカチカチ鳴らしてみたり、ラジオ体操を始めてみたり… 改めて自分の立てる音を俯瞰してみると、歩様が定まっていない感じがした。 昔からイヤホンから漏れる音であったり、喉が鳴る音であったりと、外部に自分だけが聞いている音を聞かれてしまうことに強い忌避感を感じている。 こういった感情ってどういうタイミングで形成されたんだ?? こ

          「自分の立てる音」2023年4月28日

          「はるまついぶき」2023年4月27日

          知らないうちに春が2nd seasonへと移行しつつある。もう桜は散ってしまったし(早ない?)、微妙に暑い気温の日が増えてきた。 町の人々の服装や態度から感じる「浮かれ」も、掠れつつある。(七分丈の購買層って何者なの?) この調子で行くと、すぐに田んぼに水が張られて→カエルが夜中に鳴き始めて→メダカが大量に産卵しまくるやろな〜〜〜 楽しみだぜ。 しかし、今週末から天気は一変して断続的に雨の日が続くらしい。GWの頭は太陽の加護によって守られているが、私が撮影予定日に決めていた

          「はるまついぶき」2023年4月27日

          「二階堂」 2023年4月26日

          連日、展示会の会議が続いております。 琵琶湖〜淀川を流れる水流をテーマにした映像の絵コンテを考えるに当たって、二階堂酒造のCMが大変参考になった。 https://youtu.be/IU2lermMR4c 映像内で動く対象は、あくまで水だけ(たまに人、しかし顔は映さない)。全体的に、青暗いフィルターの掛かった画面。時々、引きで差し込まれる自然の映像。 この三要素が柱となって、動的でいながら静謐な雰囲気を醸し出している。 このポイントさえ抑えれば、「ぽい」ものは作れるのでは!?

          「二階堂」 2023年4月26日

          「Ame」2023年4月25日

          雨すぎ。振りすぎ。一日中家の中で作業してました。 小学生用の音楽の教科書に、「日常」や「CITY」を連載していた、あらゐけいいちさんのイラストが使用されるらしい。 年々、あらゐさんのイラストは万人受けする「かわいさ」へと変化している気がする。 数年前にも、たしか中学生用の物にアジカンのジャケットとか、森見登美彦さんの小説用のイラストを作成している中村佑介さんのイラストが採用されていた。当時、これらのカルチャーを消費していた層が教科書を作る立場へと回ったのだろう。 私もこうい

          「Ame」2023年4月25日

          「身体が2つある」2023年4月24日

          昨年の夏にOculus Quest2(Meta Quest)を購入した。購入したのはいいのだが、コントローラーとモーションカメラによるトラッキング技術を使用したゲームを殆どプレイせず、ラジオを聞きながらひたすらGoogle Mapで家の近所を歩くやつをやっていた。 そんな中で、最近なんとなくVR卓球のゲームを購入してみた。よくある手と頭だけが浮いていて台の上で球を打ち合うだけのやつなのだが、かなり挙動がリアルに作られており、臨場感がある。 しかし、舞台は卓球場の中であり私の

          「身体が2つある」2023年4月24日

          「行動の指示」2023年4月23日

          誰に指示されている訳でもないが、ふと身体の挙動を促されてしまうものがある。 例えば、大阪駅の時空の広場にいっぱいに敷き詰められている人工芝。灰色をした人工的な空間に突如として現れる平原っぽい場所で、歩き疲れた人たちが座り込んだり、寝そべったりと自由なポーズでリラックスしている。 椅子もそうだ。座り方の指導もなければ、座るように促されていないにも拘わらず、私たちは自分の身体を収めることのできる手頃なスペースを見かけると、そこかしこにケツを下ろし始める。なんなら、学生が始業時間の

          「行動の指示」2023年4月23日

          「鋭角、45度」2023年4月22日

          マジの野生のチューリップ(スピッツ) 琵琶湖のほとりに野生種のチューリップが咲いていた。町中の花壇などで一般的に見られる種類が丸っこくてヤワヤワしているのに対して、野生種は全体的にシャープな雰囲気を醸し出している。 通常種が角のとれたiPhoneだとすれば、野生種は角ばったAndroidだ。一般ウケはしないが、彼の魅力は我々しか知り得ない。いつも心に鋭角を作って、斜に構えた態度を持っている。決して声に出して挨拶はしないが朝にマンションですれ違うおばさんには必ず一礼して過ぎ去る

          「鋭角、45度」2023年4月22日

          「身体を眼差す方法」2023年4月21日

          たま〜に、趣味でフィールドレコーディングを行っている。 イヤホン型のマイクを両耳に入れて、駅前に10分間立ち尽くしてみる。すると、その日その時に鳴っていた雑踏の音、誘導用の音サイン、カラスの鳴き声、サラリーマンが電話しながら足早に過ぎ去る音。いろんな「生」の情報が詰まったファイルが生成されていく。 雨の日に、晴れた日の同じ場所で録音された音を聴いてみるのも面白いかもしれない。傘を伝ってくる雨粒の振動を感じ取りながら曇りのない音を聴き取っている様は、まさに異化効果を感じて自分の

          「身体を眼差す方法」2023年4月21日

          「涙で充電中」2023年4月20日

          なんか、久々に気持ちのいい天気であった。 私は一年を通して鼻が詰まっている。しかしその分、気候の変動を鼻を使って捉えることが得意になった。今日は久しぶりに鼻孔の奥にトラックの排気ガスが差し込んでいくのを感じた。 Google Pixel Watchを装着して出かけたら、バッテリーが0%だった。バッテリーのないスマートウォッチは、「時計」としてのアイデンティティを喪失してしまう。つまり自分は意味もなく「なんか、丸くて黒いやつ」を一日中手首に巻いていたことになる。 身の回りに

          「涙で充電中」2023年4月20日

          「ファン数50万人以上」2023年4月19日

          アイドルマスターシャイニーカラーズの話をいたします。 4月度に入って、新しいアイドルの斑鳩ルカが登場した。正確には、以前から登場していたが、プレイヤー側がプロデュースできるようになった。 それに合わせて、渋谷にでっかい広告を出したりしていたらしい。 見れてないから知らんけど。(確認できていないので、実際は嘘かもしれない)こういった外部への施策は、実際に新規ファンの獲得には成功できているんだろうか。 本作は、「デレステ」や「ミリシタ」といった他のシリーズと違い、美麗な3DC

          「ファン数50万人以上」2023年4月19日

          「メディアになる」2023年4月18日

          狭っっい用水路の溝に魚が泳いでいた。 田んぼと国道を挟んだ、50メートル先には市役所と図書館が設置されているような場所なのに。 突出した背びれと、特徴的な濃い青色はたぶんブルーギルだろう。しってるか、日本の河川に住み着いているギルはもともと食用目的で上皇がシカゴから持ち帰ったものが起源なんだぜ。その数は15尾。とんでもない繁殖力だぜ。 図書館で石田英敬の「記号論講義 ――日常生活批判のためのレッスン 」を借りた。以前、メディア論講義を手に取ってから読むタイミングを伺っていた

          「メディアになる」2023年4月18日