ハガキ職人から放送作家、そして廃業へ。4
【放送作家1年目(22歳) 2002年 】
そんな僕の性根を叩き直そうとしてくれたのがディレクターのCさんです。この人は30代前半で、ラジオ局員には珍しくノリが軽く(今でいうチャラい)、女にモテそうで、いい車に乗ってそうな遊び人風の人でした。噂によれば、ある大企業の社長の隠し子で、学生時代は渋谷のチーマーに属し、あのZeebraさんともツーカーの仲だとか。事実はどうあれ、本当にそうであってもおかしくないと思える、魅力的な人でした。
のちにCさんは制作部から営業部に異動に