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ベテラン占い師のリーディングを体験した結果!

昨年12月の冬至のイベントでベテラン占い師が公開鑑定をする
zoomイベントに参加した。
「リーディングマラソン」というイベントだ。
私自身も相談者の一人として、高山玉麗先生という占い館に所属する
実力派の先生に鑑定して頂いた。

今回の企画が占いマラソンでなく、リーディングマラソンと呼ぶことにも深い意味がある。
相談者の運命や使命や性格などを様々な手法で「読み解く」、
実践的なリーディングを目の前で見学することができるからだ。

占いというのはコインを投げて表と裏で、イエスかノーか
というのを決めるような単純なものもある。
そういうものは、占い師を頼まずとも自分でコインを投げればいい。

なぜ、プロの占い師が世の中に必要なのかというと、
「リーディング」の技術というのが、占いの意味や価値を大きく左右するからだ。

タロットで10人の占い師が同じカードを引いたとしても、
答えは十人十色になるだろう。
なぜなら相談者の質問内容や、占い師の知識や経験などで、
答える内容は変わるからだ。

10人の占い師から違う答えをもらったとしたら、
どの占い師の言葉を信じれば良いのか迷うだろう。

知名度のある占い師が正解なのか、
鑑定経験の長い占い師が良いのか、
口コミで評判の占い師が良いのか、
鑑定料金が高い占い師が良いのか、
書籍を出版している占い師が良いのか、
フォロワーの多い占い師が良いのか、
新人占い師が良いのか

実はどれだってかまわないのだ。

どの占い師に当たるか、どんな鑑定が出るのかも
あなたの運次第だと言ったら
ずいぶん無責任だろうか。

ただ、言えるのは
一つの問題に対して、最適なたった一つの正解を求める限り、
占いジプシーは終わらないということだ

私自身、10代から普通に塾に行き、受験勉強をし
進学し、就職してきた、
一つの問題に、一つの答えがあり、
その答えの通りやればうまくいく、丸がもらえる、
という思考で20年以上生きてきた、
だから「一問一答の思考」から離れることができなかった。

人生で迷った時も、世の中のどこかに最適解が転がっているはずだと
問題の穴埋めをするためのキーワードを探してしまうのだ。

自分で考えて、考えたことを実践した結果としての答えを見つけるよりも、
あらかじめ、やる前から正解を知っておいた上で、
試験に臨みたいというお受験時代の成功体験が抜けないのである。

試験に対しては塾の講師や学校の先生に、解き方や答えを聞けば良かったが、
人生上で起こる個人的な問題について、正解を知っている人などいないのだ。

そこで占い師の出番なのだが、相談者はどうしても塾や学校の先生に
答えをもらっていた習慣が抜けない。
こうした方が良いか、ああした方が良いか、
あらゆる質問をぶつけて、たった一つの答えをもらおうとする。

占いのプロ中のプロが集まるリーディングマラソンで
話題となっていたことの一つは、
「占い師に決めてもらおうとする」相談者に
どういう返答をするかということだ。
迷った挙句、占い師に相談することにしたのだから
聞きたい気持ちはわかる、
実際に占い師に決めて欲しいという相談は山ほどあるはずだ。
でも、ベテラン占い師というのは、
相談者のごちゃごちゃ迷っているものを、いくつかの選択肢に整理して
この場合はこう、あの場合はこう、と未来の可能性を提示をするのがうまい。
未来が見えず、一歩も踏み出せない相談者に
いくつかの道線を引いてあげるのだ
どの道を選ぶかはあなた次第、というような感じに。

そこでやっと、相談者もどうしようかな~と自分の思考を取り戻す。
行動の選択肢があって、未来の可能性があって、
正解も不正解もない。
自分が決めたものが正解なのだ。

結局自分で決めるなら、占い師に鑑定してもらう必要はないじゃないかと思うかもしれないが、相談してみればわかるが
占いというフィルターを通すと
不思議なぐらい決断しやすくなるというのがあるのだ。

良い占いの鑑定というのは、
占い師が決めない、依存させない、不安にさせない
未来の選択に希望を持たせるというような感じなのだと

いろんなベテラン占い師の鑑定をリアルタイムで拝見して、
勉強させてもらった。

私自身は高山玉麗先生に「占いを仕事として続けていけるか?」
20分ほど鑑定してもらった。
結果として端的にまとめると
「占い師に向いているから、頑張って続けると良い、
自己発信を中心に、文章を書いて、2年後に本を出版してブレイクする可能性がある。」
という具体的なアドバイスを頂いた。

やっぱり文章で自己発信か・・・
自分でも薄々は気づいていて、書こう書こうとは
思っていたものの、背中を押していただくような鑑定だった。

「占いライターが向いている」ということで早速チャレンジしてみようと思って、まず思いつくままに文章を書いてみた。

この占いが当たるかどうか、というのを証明するのは私自身。
もしも私が文章も一切書かなければ、この占いは外れることになるだろう。

相談者が占いを経て、自分で舵を切って行動することによって、
占いを「当てる」ことができるのだと思った。

私の鑑定結果は2年後に明らかになるはずなので、この先が楽しみになった!


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