見出し画像

同じところなのに

5月になった。
異動してから1ヶ月経過した。

なかなか自分のテリトリーではなかったから、
自分のテリトリー作りが大変。
それから、自分の仕事のペースも 
崩れてしまったのでペース作りもしなければいけない。

同じ職場なのに、
ただ階下に移動しただけなのに、
こんなにも自分は狂わされてしまうのかと。
それだけ異動前の場所が
居心地が良かったのかを痛感する。
また、自分の仕事をする上で、
自分に合っていたのだと分かった。
10年近くの間で築いてきたということだ。

私は人間関係の構築は苦手である。
職場の人間関係の構築も苦手である。

職場には、女性が多く、男性が少ない。
どちらかと言うと男性と話している方が
気が楽である。
それはおそらく、幼い頃の体験からだと思う。

幼い頃、私は姉と一緒に習字を習っていた。
私が幼稚園の年長に引っ越しをし、電車に乗って通うことになった。
姉は中学に上がったら習字をやめてしまったので、私1人になった。小学4年生くらいだった。
なので、父が連れて行ってくれた。

習字の帰りに、
父は私をソフトクリームで誘い、
競馬の馬券場に連れていった。
当時は昭和の終わり頃なので、
まだまだ喫煙者が多く、ほぼ男性に囲まれ、
タバコの煙の中で私はソフトクリームを食べ、
父は競馬をした。

私はその環境が嫌ではなかった。
何となく居心地が良かった。
落ち着いた場所であった。

こういう経緯があるので、
女性の多い職場では少ししんどいのだ。 
女性のタイプにもよるが。

ダラダラと長く要領が得られない人、
マイペースな人は苦手。

私の業界の女性は個性の強い人が
多いような気がする。
なので、気が合う人を探すのが大変なのだ。

その反面、男性も個性強い人が多いが、
気軽に声かけて話せる人は多いような気がする。

同じ職場なのに
場所が変わればこんなにも違うのかと
打ちひしがれている。
私がそう思い込んでいるだけなのかと思うこともある。
そう自分を追い込んでいるのかもしれない。

テレビで言っていた。

環境が変わったり、新しいことを始めると、
嫌だなぁと思って気が滅入ることもあるが、
ずっとそう思っているとしんどくなり、
うつ病になったりすることもあるが、
新しいことにチャレンジしていると考えると
気持ちが、ワクワクしませんか。

『カズレーザーと学ぶ2023/5/9放送』より

この言葉を聞いたら、
なるほど!なって思った。

少しでも嫌な気持ちを払拭すべく、
新しいことにチャレンジしてると
思うようにした。

また、環境が変わったことを
恨む気持ちはまだあるけれども、
ここさえ乗り越えられたら、
きっと以前のような居心地の良さが
帰ってくるって思うようにした。

けれども、またまだ茨の道である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?