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夜中に突然、夫が

ある日の夜中に、夫に起こされた。
そこにいた夫は、首に手を当てながらこう言った。

息ができない

少し小走りに部屋の中を行ったり来たりしながら。

私は現状を把握するのに時間がかかった。
布団から起き上がって、私は夫にこう言った。

落ち着いて。ゆっくり呼吸してみ。

夫は、その場に立ってゆっくり呼吸をし始めた。
すると、落ち着いてきて呼吸も苦しくなくなってきた。
夫にどうしたのかを聞いたら、急に呼吸が苦しくなったとのこと。
話を聞いていたら、今度は吐き気催して、夫はトイレに駆け込み嘔吐した。
さらに、もう一回。
これでやっと、夫も落ち着き、床についた。

翌日、夫は発熱し、38.3℃。
発熱外来受診。
新型コロナとインフルエンザは陰性。
お薬もらって静養。

その日のお昼頃、夫は、「最近、胸やけがすごくて。」と言う。
夫なりに、自分の症状でググって調べたら、
胃潰瘍とかが出てきたらしい。

私は、近くに病院あるかを調べたら、
消化器内科があるのを見つけた。
ネットで予約を入れた。

翌日の朝、消化器内科受診。
昨日の経緯を伝えたら、裏口に回された。
そして中に入って症状と経緯を伝えた。

先生曰く、

逆流性食道炎だと思う。

なので、あと、胃カメラの検査して、
胃や食道の状態を見ましょうということに。

病院慣れしていない夫が胃カメラ検査。
不安が過ぎる私。
扁桃腺の膿を取った時の医者との攻防を
思い出してしまった(笑)

しかし、検査日が私の仕事と重なってしまった。ものすごい不安が過ぎるので、
何度も夫に1人で大丈夫か?と確認する私。

夫は大丈夫!とあっけらかんに言う。
仕方がない。仕事は休めないので、今回は夫1人で検査に向かうことに。

検査日は約3週間後くらいになったが、
急遽キャンセルが出て、4日後になった。

胃カメラ検査の日

私の心配をよそに、夫は余裕ある顔だった。

まぁ、麻酔かけて口から胃カメラ入れたので、
胃カメラ入った後のことはわからず(笑)
なので、夫は毎年検査してもいいよ!って言う。

私は違うがな(爆)って思う。

検査の結果、
逆流性食道炎、萎縮性胃炎、食道裂孔ヘルニア、ピロリ菌現感染の疑い

と、まぁ色々見つかった💦

ピロリ菌は組織をとって病理検査に回ったのでまた2週間後くらいに結果がわかるとのこと。

2週間後の夕方、私も一緒に結果を聞きに行った。

検査の結果、ピロリ菌はいないとのこと。
しかし、胃カメラ検査による胃の状態からするとピロリ菌はいる確率が高いので、偽陰性の可能性があるので、新たな検査して、それでピロリ菌がいるかどうかを確認しましょうということになった。夫の年齢も考慮して、胃がんになったら大変だからと。
その検査が尿素呼吸検査を受けることに。
その検査は約1ヶ月後。

夫はその検査無しで、除菌の薬をもらうことはできないのかと尋ねてみたが、きちんとピロリ菌がいると言うことがわからなければ処方できないと言われた。

ひとまず、まだピロリ菌の検査は続く。
あとは逆流性食道炎を治すための生活習慣を変えなければいけない。

1.ゆっくり噛む。
2.姿勢を正しくして食べる。
3.食べたあと、すぐに横にならない。
最低30分は起きていること。
4.満腹まで食べない。

最低、この4つは守らないといけない。

しかし、夫の呼吸困難から、
こういう胃の病気に発展するなんて。

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