アニメ『魔女の旅々』最終回感想(ネタバレ有)

さぁいよいよ最終回。
であるにも関わらず、諸事情で肝心のアニメがなかなか見れなくて、完全に乗り遅れながらもこの間ようやく見れて「やっぱいいなぁ、魔女の旅々⋯⋯」なんて気持ちになったのは、何なら珍しく2周までしてしまったのは、どこの誰か。
そう、ぼくです(ドヤウミウシ)

⋯⋯こほん。えー、今回はまぁそうですね、願いを叶えるとかいうめちゃ怪しげな国にイレイナが興味本位で入ることから始まりましたね。
ちなみにイレイナさんが入国する時に唱えていたお願いは大金持ちになること。いやもう相変わらずだよね(だがそれがいい)
そういえば今回はOPがなかったけどこれ最後に流れるパターンだよね。知ってるぞ、ぼくは詳しいんだ⋯⋯

ともあれその場所をよく見ると、そこに現れたのはどこか覚えのある景色の数々。アニメでのイレイナが今までに訪れた場所だよね。
そしてその中でもとくに目についたお城、ミラロゼさんと出会ったあのお城に、イレイナさんはとりま向かいます。
そこにはなんと、あらゆる方向性に進化(?)した数々のイレイナが!!
いやなんでやねんだよ⋯⋯原作で先に見てなかったらたぶんだいぶ驚いてたよ⋯⋯
本当は各イレイナをここに控えておこうかとも思ったけどまー途中で諦めたよね、素直にスタッフロールで確認しよう。

しかしイレイナはなぜこんなにたくさんいて、それも1箇所に集まっているのか?
知的な私(笑)曰く、外には1人だけ他のイレイナに害をなそうとしている粗暴なイレイナがいて、そのイレイナから各イレイナの身を守ろうとイレイナがイレイナどうしで身を寄せあってイレイナイレイナしていたと。なるほどわからん。
関係ないけどぼくはあの中なら痛い私とかわりと好きかなって感じです。ていうか闇抱えた私だけで3人もいるのやばくない?(冷静)
本渡さんの演じ分けが光るよね⋯⋯いや素晴らしかった⋯⋯

でもそれにしたって、アホだのゲルだのとまともな戦力が少なすぎるよね。
実際このあと粗暴な私と交戦したときも、みんな罠にかかるわ先制されるわで散々だったしね⋯⋯
一応同じ私だから戦闘力は拮抗してるはずなんだけど、粗暴な分躊躇いがないというか、その強みが出てる感じはあるよね⋯⋯

最終的には、主人公の私と殴りあって寝転んで和解とかいう河川敷のプロトタイプな不良みたいな感じにはなるんだけど、よくよく話を聞くとまぁなんかつらいことが続いていろいろとこたえちゃってたみたいだね。
平行世界の存在は遡る嘆きの方でも触れられていたけど、ここに集まったのはおそらくそれに近い理屈で存在している数々の世界線のイレイナたちだったんじゃないかな?
しかしこうして伏線というか、物語のトリガーになる程度には大事な話だったんだね。遡る嘆きと切り裂き魔⋯⋯

とまぁそんな感じで事態はとりあえず解決、最後はみんなで仲良く日記を交換して回し読みして、主人公の私が1冊にまとめるんだよね。
あらゆる世界の、あらゆる可能性を組み合わせた物語⋯⋯素敵だ⋯⋯
ある意味では紛れもない現実でありながら、視点によっては現実ではない、まさに物語の数々。ニケの冒険譚をぼくらが読める機会はあまりないけど、もし本当にただ1人のニケが書いた日記を元にしているなら、その一点においてはたしかに、その本はニケを超えるのかも知れないよね⋯⋯!ロマンだ⋯⋯!

んでここからはちょっとぼくオタクになるんだけど(もうなってる)、これ最後さ、リテラチュアの流れるタイミング天才すぎないかな??優しく吹いた風⋯⋯ウッ⋯⋯
ていうかやっぱりOP最後の方に流してくれるんですね。ありがとう。
あともう歌詞がさーー、これ見てから改めて見るとさーー⋯⋯私が数々の私を思って歌ってる部分なんかもだいぶあるみたいに思えちゃってもうしんっっどいんですが⋯⋯
「知らないことだらけの出会い別れの話」とか、完全にあの『魔女の旅々』のことじゃんね⋯⋯⋯⋯
さすがに小指のまじないのとことかはサヤイメージだと思うんだけど、あの、みなさん、2番以降の歌詞とかってご存知ですか⋯⋯読んだことありますか⋯⋯
たぶんこれ師匠とお母さんかなーーって歌詞も一応サビにあるんだけど、そのサビに入る前にさ、「主人公になれていますか?」って、歌詞が、あってさ⋯⋯
今気づいてさ⋯⋯ヒュッてなったよね⋯⋯
ありがとうございました。オタクは死ぬ。


ああーーーもーーーー最高のエンディング(流れたのOPだけど)だったよね、ぼくもうおなかいっぱいだ。
さて早速、この滾る気持ちをぼくもnoteにまとめて⋯⋯おや?
どうやらまだ続きがあるようですね、どれどれ⋯⋯


こ、これはまさか、2期フラグーーー!!?


☆今まで応援ありがとうございました!星栞カノンの次回noteにご期待ください───!

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