超限戦、認知戦はトランプでも止めることはできない

トランプはプーチン(二代目)と異なり、軍人出身ではない。
トランプはビジネスマンであり、問題解決はビジネスの発想、手法をもって行おうとするだろう。
軍人であれば軍事力の行使で問題解決を計るものだが、トランプはそうではない。しかしそのようなトランプであっても、現在進行中の第三次世界大戦を完全に止めることはできない。
第三次世界大戦は殆どの地域においては、戦車と航空爆弾と迫撃砲によって起こるのではないし、ドローン戦闘機とロボット索敵兵が活躍するのでも無い。
第三次世界大戦は明らかに超限戦であり、そして人の認知領域をめぐる戦いでもある。
敵は味方のふりをしてこちらに歩いてくるのであり、商業施設は顧客にサービスを与えるためではなく奪うために存在し、スパイは二重スパイに騙されているのであり、そして全てのマスメディアはフェイクで満ち溢れている。
宗教と政治団体で敵と味方を分け、秘密宗教が構成員に近い将来の勝利の幻想を見せる。
テレビやスマートホンでエンタテイメントを見ているつもりの人々は、その現実に無関心な態度そのものが戦争を支持する行為であると気が付かないまま、時が過ぎてゆく。

そして現実には、水源には恒久的なフッ素化合物があり、上空には人工雲ではなく、放射性物質入りの人工雲があり、海産物はトリチウムを含み、冷凍食品には人工エクソソームが混入し、麻酔にはナノテクノロジーが含まれている。全てのi phoneは画像が検閲され、全てのAndroidは位置が検閲されている。

一部の軍人や技術者は、自己組織化可能なナノ粒子による全人類強制ネットワーク化が恒久平和をもたらすと信じているのかもしれないが、その仕組みがオープンでも自由でも(not free, JIYU-na)ないならば、それは必ず敵(だと思うもの)にハックされ、機能を果たせなくなるだろう。

水道水源から衛星間通信までのあらゆる物が武器化されていて、その全ての武器が、使用者の生き残りのために、使われることを待っている。
ひとたび天変地異があれば、それは多くの場合は巨大火山噴火による気候変動*1やソーラーフラッシュやスノーボールアースであろうが、天変地異に乗じて、それら武器化された物は、一斉に使用されることになるだろう。
使用者達の生き残りのために。

世界で最も地下に基地を持つ土地はどこの大陸であったか?

どんな理想を法に掲げていようと、天変地異が起これば生存のために他者を犠牲にしようとするあまり、武器化されたものを使用するに違いないと、多くの人が疑っている。*2
トランプだけでは戦争は止められない。ただ遅れさせる事ができるくらい。

補足
憲法は、憲法に忠実な裁判官と軍人がいて初めて、憲法を逸脱しようとする行政官を抑制することで、憲法の効力を発揮する。*2

100年前の北半球が寒かったのは、大規模火山噴火による噴煙が、北半球上空の成層圏を数十年に渡り覆っていたから。当時のモノクロ写真で多くの人が帽子を被っているのは、上空から粉塵が落下してくるから。*1



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