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【完結】私の死体を探してください。

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ベストセラー作家、森林麻美は「私の死体を探してください」という自殺と、既に自分は死んでいることをほのめかす内容の文章を自分のブログに掲載した。数日前にけんかをして別荘に来ていた夫…
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2023年6月の記事一覧

最終回+あとがき「私の死体を探してください。」第37話 ※あとがきにはネタバレが…

「ちくしょう!」  神永進はUSBに入っていた、森林麻美の最後の遺書を読んでからそう独り…

星月渉
1年前
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「私の死体を探してください。」   第36話

 神永先輩はご存じだとは思いますが、三島は大変プライドの高い、そして、大変臆病な男です。…

星月渉
1年前
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「私の死体を探してください。」   第35話

 卒業とともに結婚生活がはじまることになりました。結婚することになって、まず住むところを…

星月渉
1年前
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「私の死体を探してください。」   第34話

 私が三島に隠れてようやく長編を書き上げたとき、とうとう、見せていない小説があることに気…

星月渉
1年前
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「私の死体を探してください。」   第33話

 神永進様      神永先輩、今どんな気持ちでしょうか? どんな感情でこのUSBを差し…

星月渉
1年前
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「私の死体を探してください。」   第32話

  朝山出版編集部  森林麻美が自殺をほのめかすブログを書いてから一年がたった。三島正隆…

星月渉
1年前
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「私の死体を探してください。」   第31話

 麻美がこときれてから僕は麻美の仕事部屋をぐるぐると歩き回った。麻美の死体をどうにかしないといけない。  完全犯罪をめざす。妻殺しの汚名は僕が作家として生きていく未来にはない。  頭に浮かんだのは山中湖の別荘だった。  あそこなら、時間をかけてゆっくりと麻美を処理できる。  一番近い隣家も数百メートルは離れているから、騒音や異臭がしても気づかれないだろう。  地下室で麻美が豚を解体していたのを思い出した。  斧でもチェンソーでも肉切り包丁でもミンサーでもフードプロ

「私の死体を探してください。」   第30話

「もう、全部読んだかな? どうだった?」 「ごめんなさい、正隆さん、ちょっと今忙しいの」…

星月渉
1年前
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「私の死体を探してください。」   第29話

三島正隆【5】  池上沙織が動かなくなるまでかなり時間がかかった。火掻き棒で殴ってから首…

星月渉
1年前
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