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「ちくしょう!」 神永進はUSBに入っていた、森林麻美の最後の遺書を読んでからそう独り…
神永先輩はご存じだとは思いますが、三島は大変プライドの高い、そして、大変臆病な男です。…
卒業とともに結婚生活がはじまることになりました。結婚することになって、まず住むところを…
私が三島に隠れてようやく長編を書き上げたとき、とうとう、見せていない小説があることに気…
神永進様 神永先輩、今どんな気持ちでしょうか? どんな感情でこのUSBを差し…
朝山出版編集部 森林麻美が自殺をほのめかすブログを書いてから一年がたった。三島正隆…
麻美がこときれてから僕は麻美の仕事部屋をぐるぐると歩き回った。麻美の死体をどうにかしないといけない。 完全犯罪をめざす。妻殺しの汚名は僕が作家として生きていく未来にはない。 頭に浮かんだのは山中湖の別荘だった。 あそこなら、時間をかけてゆっくりと麻美を処理できる。 一番近い隣家も数百メートルは離れているから、騒音や異臭がしても気づかれないだろう。 地下室で麻美が豚を解体していたのを思い出した。 斧でもチェンソーでも肉切り包丁でもミンサーでもフードプロ
「もう、全部読んだかな? どうだった?」 「ごめんなさい、正隆さん、ちょっと今忙しいの」…
三島正隆【5】 池上沙織が動かなくなるまでかなり時間がかかった。火掻き棒で殴ってから首…