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【マンスリー星読み】23年6月

こんにちは。ベンディです。
気づけば1年近くこのnoteを放置していました。木星が牡牛座に入った今、ルーティンが苦手という言い訳はできないということで、仕切り直しでまた少しずつ書いていこうと思っています。

今年2023年2月から、同じく札幌の占い喫酒場パームで鑑定をしているルビーリッチ(Instagram:@r.u.b.y.r.i.c.h.)さんと占い雑談配信(youtubeチャンネル)を始めました。
そこでは月末に12星座別星占いをアップしているのですが、私のいつもの癖で話をだらだらと盛り込みすぎて、1つの星座に10分とか喋ってしまい…さすがにいかんなぁということで、youtubeは的を絞って簡潔に、詳細や解釈は思う存分noteで、ということでいこうと思います。
占星術に興味がある方は、配信とnote併せてチェックしていただけるとより楽しんで頂けるかと思いますので、よろしければぜひ。

オポラジオ 占い師の雑談部屋
(240) オポラジオ 占い師の雑談部屋 - YouTube
※毎週日曜19時から配信しています

では以下、来月6月の星の動きと解釈をお届けします。
結構長いですが、最後まで読んで頂けたらうれしいです。

まず、6月は前半が太陽双子座、後半(6/22~)が蟹座シーズンです。
夏至前の今の時期は、失うものなどない、と言わんばかりのいわば無垢なエリアを太陽が通過中。反対側の冬至のエリア、射手座と山羊座の熟成組とは対照的です。


双子座⇒蟹座への流れを具体的にいうと…
●三区分:柔軟宮から活動宮へ。
双子=刺激を求めて複数のものに注意を向ける(春⇔夏行ったり来たり)
蟹=着地点をみつけて安心する(夏始まる)
●四元素:風から水へ。
双子=手当たり次第に接触して知識を広げる(熱・湿)
蟹=接点をみつけ、馴染ませる(冷・湿)

双子から蟹への移行は「とりとめなく色んなことに触れているうちに、自分の好きなパターンがわかってくる」「興味をもったことを身近な人に話したくなる」といったイメージ。例えば、こんな面白い出来事があったよ、と親に話す子ども。不特定対象からの情報(双子座)を身近な特定の対象(蟹座)に持ち帰る。という感じで、おおまかに捉えてみるとわかりやすいかと。
興味の赴くまま軽やかにトライしていきたい双子座太陽期ですが、現在、秩序を司る土星が魚座に滞在。双子座に対してスクエア(葛藤を示す位置)となっています。具体的には、双子座特有の無邪気さ・軽さに対して魚座土星が全体の機微を考慮するよう訓練を促すような配置。本来の子供っぽさが抑えられると同時に、より広範囲に意識をめぐらせます。複雑さが増して収拾がつきにくい、という雰囲気があります。

前置きが長くなりました。順を追ってくわしくみていきます。
6月に入ってすぐは、5月後半の傾向が濃く残ります。
具体的に言うと…
・根詰め傾向。激しい葛藤からの中断。従来のやり方が通用しなくなる(水瓶座冥王星×牡牛座木星×獅子座火星の不動宮のTスクエア)
・対象を広げすぎ、収拾がつきにくい・漠然とした不安感(双子座太陽×魚座土星スクエア)

月初め、金星×海王星トライン、火星×土星クインカンクスが形成。先月からの太陽土星スクエア、6/4の射手座満月も併せると、全方位を気にする姿勢にだんだん疲れが出てきてしまう…そんな月初の雰囲気です。
この時期は特に「自分の力ではどうにもならない問題もある」「他者のテリトリーに踏み込みすぎない」このような意識を持っておくとよさそうです。

6/5、金星が蟹座から獅子座へ。
通常、金星がひとつのサインに滞在する期間は1か月程ですが、今回は約4カ月間程獅子座に留まります(逆行期間:7/23~9/4)
受容と愛着の天体である金星が獅子座エリアに入ると、主に対人面において演出的な要素がプラスされます。獅子座に金星・火星が滞在する7/10までは、普段はそういったことに抵抗があるという人も自己表現に向き合い、力を入れたい期間です。
6/6には金星が冥王星と正確にオポジション。その後、牡牛座木星とのスクエアへ向かいます(ピークは6/11)。自分は他者とは違うという自意識や、大きな欲望が強調される配置。浪費にも注意したいタイミングです。
ただし、6/5~27までは個人天体に活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)がゼロなので、意気込みは大きく膨らんでも、いざ「決断する」となると考えすぎてしまったり、身動きがとりにくいと感じたり。そのため、この時期は焦らずに自分をなだめる心持ちがよいかと思います。※月の後半は木星が土星とのセクスタイルへ向かうので自然と落ち着いてきそうです(6/19がピーク)

6/11、水星がドミサイル(居所)の双子座へ。同日、冥王星が水瓶座から山羊座へ約3か月ぶりに戻ります。冥王星が山羊座へ戻ることで、この日以降来年24年1月まで、木星以遠の5天体(木星・土星・天王星・海王星・冥王星)がすべて地と水のエレメントに。地と水はcold(冷)のサインで下降・定着しようとする性質が共通です。※対するhot(熱)の火と風のサインは上昇・変化しようとする性質。
本格的な冥王星水瓶座期間がはじまる24年暮れまでの約1年半の期間は、来る大きな変化に向けて一進一退。この3カ月間で浮上した新進気鋭のテーマや問題について「先に進む前に立ちどまり、地慣らししておく」という動きが徐々に出てきそうです。

6/18には双子座27度で新月。この新月は海王星とスクエア。同日に、魚座土星が逆行開始。♓8度付近で留(動かない状態)となるのは6/15頃です。
土星が順行へ転じる11/4までの約4か月半は、特にモラルの問題・これまで常識とされていたことについて、個々が現状の問題点と照らしあわせてそれぞれの秩序意識/真理について深く考えていく、というムードが出てきそうです。全体としての統一感が薄まり、新しい視点での問題提起や多様な議論が活発になっていくかもしれません(18日の新月は9室で形成されます)。
新月付近は水星×土星のスクエアも形成されるので、悲観的により過ぎていないかも確認するとよいでしょう。

6/22、太陽蟹座入り。夏至を迎えます。
6/18の新月から6/27付近にかけての約10日間程は、特に冷静さを意識したいタイミングになります。というのも、以下2つのハードアスペクトがほぼ同時に形成。
・双子座水星×魚座海王星スクエア
・獅子座火星×牡牛座天王星スクエア
妄想が膨らみやすいと同時に、興奮・衝動が一気に湧きあがりそうな配置です。特に6/25~27にかけてがピークなので、この期間はできるだけ無理せず、息抜きや気分転換ができると〇です。

そして、6/27は水星が双子座から蟹座へ移動。
ここから8/27までの丸2か月、風エレメントに天体がゼロになります。
つまり、主観的・感情的な判断をしやすくなるので、できるだけ事実確認をしたり、クールダウンを心掛けたいところです。
(データを集める・裏付けをとる・広範囲に目配せする・多数に意見を求めるなど、客観的視点をプラスすると〇)

以上です!かなりの長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。


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