「ダスカロスの教え」と「東洋医学」を融合させる試み(6)
お願い
“気” とは、肉体の エーテル・ダブル から肉体に供給されている “エーテル・バイタリティー ”……とNoel は定義しています。そして “気” は、“絶対無限の永遠の存在” からわたし達に贈られている「日々の糧」(マタイ6章 11節、ルカ11章 3章)であり、わたし達の狭量な 一時的パーソナリティー の創造物ではないということを、意識しておいてくださいませ。
“生命” とは “愛” なのです。
“気” の種類について
「ダスカロスの教え」では、エーテル・バイタリティーを以下の 4種類 に分けています。
“物質” の性質は、“4つの基本元素” の配分によって決まる……と Noel は考えています。
それぞれの “元素” には、それを司る大天使および天使がいます。
“4元素” がさまざまな振動数で表現され、縦横無尽に組み合わされ、地球をはじめ宇宙のすべてが形づくられていますが、そのような「天地創造」の役目を担うのは大天使たちであって、一般的な意識レベルの地球人類は関与することができません。
わたし達が使うことができるのは1~3まで……4の “創造エーテル” は 聖霊 と 聖なる大天使たち の領分にあり、“気” を潜在意識的に使っている 意識レベル(第4段階)のひとは使うことはできません。“創造エーテル” の使用は エゴイズム を克服し、意識を 第5段階(目覚めつつある意識)~第6段階(“自己”意識)に引き上げたひとのみが与ることのできる栄誉です。
大天使たちは、わたし達の自由意志を最大限尊重してくれますが、マインド の誤用に対するカルマの鞭を一緒に受けてくれることはありません。原因と結果の法則(カルマ)は、わたし達が “神” の共同創造者として成長するために付き添ってくれる完璧な先生として機能しています。
意識するとよいポイント/準備運動
“気” のワークには、自然体で臨みましょう♬
“気” のワークに入る前にやるとよい準備運動を2つご紹介します。
1、スワイショウ(甩手)
腕の振りがつくる遠心力で、無理なく背骨を回旋させていると緊張が解けて体全体が緩んできます。“気” のワークでは、心身ともにリラックスすることがもっとも重要です (*^^)v
腕を前後に振るスワイショウもあります。
腕の動きに、股関節と膝関節の柔らかい屈伸を同調させます。呼吸は止めずに自然に行ってください。“邪気” を地球のコアに送り込むイメージで腕を振り下ろすと、清々しい気分になれます (*^^)v
2、天の鳥船、 振魂
“天の鳥船”(あめのとりふね)と “振魂”(ふりたま)は、合気道 で行われている準備運動です。
正座 → 立つ → 拍手 → 鳥船 → 振魂 の順序通りにやってみてください。“気” が活発に動き始め、パワフルになるのが感じられると思います。
ただし、1、2のワークは長時間行わないようにしてくださいね。「過ぎたるは及ばざるが如し」というのはいい得て妙で、たくさんやればいいというものではありません。1日1〜2回で十分です。
「丹田」と「エーテル・センター」
「気功」や「武道」などの “上丹田”、“中丹田”、“下丹田”は、「ダスカロスの教え」における “ヘッド・センター“、“ハート・センター”、“太陽神経叢” に概ね該当します。“概ね” というのは、 ヘソ下3寸(約5㎝)の “下丹田” が、“性センター” の位置にあるからです。
“性センター” は “聖霊” と “大天使たち” によって大切に守護されているエーテル・センターなので、不用意に干渉しないよう心がけてください。Noel が提案するワークでは、“丹田” という用語は使用しないようにします。
“気” を感じてみよう
肉体のエーテル・ダブルは肉体から少しはみ出ていて、“気” を感じ取っているのは “感覚エーテル” です。離れていても他者の気配を感じたり、近づいてくる人から「圧」を感じたりするのも、“感覚エーテル” を介してです。
“感覚エーテル” は肉体が備えている「五感」(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を、エーテル領域に少しシフトさせて捉えます。ひとによって得意分野は異なりますが、Noel が主に使っているのは “触覚” です。
「手」はとくに “気” を感受しやすい器官なので、まず「手」の “感度” を上げていくとよいです。手のひらか指先で、じぶんの体の皮膚を撫でさすってみます。「手」および「撫でている皮膚」の感覚を、「刷り込みエーテル」を使って覚えてください。つぎに、少し「手」を皮膚表面から離した状態で撫でる動作をしたり、近づけたり遠ざけたりしてみてください。何らかの幽かな感触があると思います。
それが “気” です。
肉体の “気” は、サイキカル体やノエティカル体 のエーテル・ダブルのソレより振動数が低く、密度が濃いため五感で捉えやすい……と思います。
“気” を動かす
“気” を動かしているのは “運動エーテル” です。“感覚エーテル” は多くの場合、“運動エーテル” と協働しています。
まずは、てのひらにある “老宮”(ろうきゅう)という経穴に空中にある “気” を集め、そこから “気” を出すイメージトレーニングをしてみましょう。
「指先」も強力な “気” のセンサー&放出ポイントです。1本ずつ順番に指先に “気” を集めたり、放出したり、何本かの指をまとめて意識したりなど……いろいろやってみてください。「指先」には、三陰三陽の経脈の “経穴” がそろっています。
体のさまざまな「場所」をてのひらや指先で触れ、そのときの「感覚」を “刷り込みエーテル” で記憶していきましょう。そうすればその「場所」の「感覚」をイメージする(思い出す)だけで、ピンポイントで “気” を集めることができるようになります。この方法は、「解剖学」の基礎的な知識を習得することによって、手で触ることのできない体内の組織や器官にも応用することができます。もちろん、“エーテルの手” なら体内に入れることができるので、それを用いてもOKです。
“気” をチャージする
Noel は「東洋医学」でいうところの “陽気”(天の気)を “振動数の高いエーテル・バイタリティー”、“陰気”(地の気)を “振動数の低いエーテル・バイタリティー” と捉えています。
以下のワークで、“陽気”(天の気)と “陰気”(地の気)を “太陽神経叢”(エーテル・バイタリティーの貯蔵庫) に集め、エーテル・ダブルをチャージしてみましょう。
“百会”(ひゃくえ)と “湧泉”(ゆうせん)は、以下の位置にある「経穴」(エーテル・センター)です。
“陽気” は軽いので上に昇りやすく、動きが活発で温める作用を持ちます。反対に “陰気” は重たいので下に溜まりやすく、動きが遅くて冷やす作用を持ちます。じぶんのエーテル・ダブルが備えている総体的な “気” の「陰陽バランス」を観察して、全体を整える方向に “気” をチャージしていきましょう。多ければ多いほどよいわけではありません。量よりも質が大事ですし、各人にとってもっとも心地よい固有のバランスがありますので……そのへんを上手く見定めて調整してください。
“気” が満ちてくると唾液がじわ~っと出てきたり、ぐるぐるお腹が鳴るなどの反応が出てきます。それらは、“副交感神経系” が優位になったときの反応と同じものです。
“交感神経系” が優位のときは、エーテル・ダブルに蓄えた “気”が活発に動いて消費されます。“交感神経系” と “副交感神経” がバランスよく働くようにしなくてはいけないのです。
「ヒーリング」に使う “気” の集め方
「ヒーリング」に、前述の方法で集めた “気” を使うこともできますが、「無条件の愛」のセンターである “ハート・センター” を通して「手」に送ってください。
「ヒーリング」にはじぶんのエーテル・ダブルにある “気” ではなく、周囲の空間や太陽や地球から届けられている “気” を集めて使いましょう。ただし、臓器の「心臓」には集めないでください(←重要!)。“ハート・センター” は心臓ではなく、エーテル・ダブルにあるエーテル・センターです。
「ダスカロスの教え」におけるヒーリングでは、“刷り込みエーテル” で “光のボール” を創って癒しを必要としている方に送ります。
白い光が一番オールマイティーで安全ですが、用途に合わせてスカイ・ブルー、カナリア・イエロー、ホワイティッシュ・ローズ、オレンジなども使います。グリーンは痛み止めに使えますが、この色を “太陽神経叢” に送るのはNGです。
問題のある組織や器官は、“感覚エーテル” と “運動エーテル” を使って体をサーチしてみつけます。“気” が滞っていれば動かし、足りないと感じれば補い、多すぎる場合は発散させ、“邪気” は地球のコアに送り込みます。“刷り込みエーテル” を使って、損傷した組織や臓器の修復をイメージしたりもできますが……これはかなり “創造エーテル” 寄りのワークゆえ、基本元素の大天使たちの采配にまかせなくてはなりません。
ともあれ、トラブル解決はそれを引き起こした当人の「気づき」と「改心」が必須です。それがないと、他者の援助で一時的に回復しても再発してしまいます、、、
終わりのワーク
ワークのあとは “エーテル・ダブル” の中にある “邪気”(ネガティブな エレメンタル)を浄化し、“気” を “太陽神経叢” に収めます。
“太陽神経叢” に、明るく澄んだスカイブルーの光が満ちているのをイメージしてください。
☆彡☆彡☆彡
次回からは、“経脈” と “経穴” を使ったワークをご紹介いたします。