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冥王星ふたたび水瓶座へ

冥王星水瓶座入り(時間は「Stargazer占星暦2024」を参照しています)

冥王星ふたたび水瓶座へ

冥王星のタイムスケジュール

2008年から山羊座に滞在していた冥王星は、昨年2023年3月24日に水瓶座に1回目の移動を果たしました。同年6月11日にはまた山羊座に戻り、明日、2024年1月21日に水瓶座へ2回目の移動をします。

その冥王星は9月2日にもう一度山羊座に戻り、今年の年末11月20日に水瓶座への3回目の移動を果たすと、あとは約19.5年水瓶座に滞在することになります。

昨年の冥王星水瓶座入り振り返り

世間の話題から


一回目の冥王星水瓶座入りの期間は、昨年2023年3月24日~同年6月11日。

この時期で印象深いニュースのひとつめは、新型コロナウイルス感染症が、5類感染症に移行したことです。5類は季節性インフルエンザと同じ扱いとのこと。

2020年12月22日、木星と土星が水瓶座で会合したことを期に風の時代は始まったとされていますが、コロナウイルスの国内感染者が急増して生活のスタイルが大きく変わっていったような気がします。

コロナウイルス感染症が5類となった経緯には、様々な理由があったかと思いますが、それ以前と今を比べて思うのは、5類移行前は、ワクチン接種の是否はもとより、接種しているかしていないかで、そこに線引きされていたものが、5類移行後、接種するかしないかは、個人の考えであり、それを尊重する形に世の中も変化していったことは、水瓶座的かなと思いました。

上下関係のある団体的なものは山羊座、横繋がりの個人的なものは水瓶座と言われますが、水瓶座はそれぞれ個別の人間が、横で手を結んでいく同志関係となります。

山羊座ではその集団に属している物は守られますが、水瓶座になると個人の自由が重視される代わりに自己責任の比重も高くなるイメージです。規制が緩くなった分、ひとりひとりが考えて行動することが大事になるでしょう。


もうひとつは、某アイドル事務所の性加害関連です。
私は当初からこの情報について詳しく追っかけていないので、グーグル先生で検索してみたところ、この問題を最初に取り上げたのは英国のBBC。
2023年3月18日に報道されたとのことで、この頃、冥王星は山羊座最終度数にあり水瓶座入り目前、土星が魚座に移った数日後でした。

この放送を日本でみれるようになったのは3月下旬からだったようで、そうだとすると日本で見れたのは冥王星が水瓶座に移動してからになっていたのではないかと思います。

冥王星水瓶座時代は、水瓶座の表す「自由・平等・博愛」を「根底から変容」させます。

この話題自体は、冥王星山羊座最終度数的とも土星魚座的ともいえますが、冥王星の影響は日本に限定されないので、国外の海外メディアがこのような問題を取り上げられたことは他の国でも大なり小なり、影響があったのではないかと思います。

権威が個人の持つ人権を冒涜した、そのように思える事件ですが、これからの水瓶座冥王星時代はそのようなことが明るみに出され、是正されていくのではないかと思います。

個人的なこと

私のネイタル(出生時)の水星は獅子座前半度数にあるため、冥王星が水瓶座に移るとサインねじれ無しに冥王星とオポジションという角度を取ります。この頃からさらに研究熱が深まり、掘り下げて考えたい欲が強くなったように思います。

ネガティブな面としては、言葉の奥にある雰囲気に前よりもさらに敏感になった気がすること。思い過ごしということもあるので気にし過ぎないことにしています。

冥王星水瓶座時代について思うこと

先日の話題から


近頃のニュースでこれは冥王星山羊座時代の大きな成果と思ったのは、「小型月着陸実証機SLIMの月面着陸成功」です。
おめでとうございます!

この日は太陽と冥王星が山羊座最終度数でコンジャンクションしていました。日本の地の時代の技術の集大成という感じ。

水瓶座は宇宙的な感じのサインですし、冥王星水瓶座時代、そして風の時代は、宇宙化していく時代になっていきそうなので、ますます楽しみです。
研究開発に携わっている皆様に最大の敬意。

インターネットを通じて、たくさんの人が同時にそのタイミングを見れて、応援の声が瞬時に届くことも、新しい時代への移り代わりを感じます。

もう一つ、とても印象深いニュースは、岸田派の派閥の解散です。
水瓶座は山羊座の次の星座です。山羊座で造られた集団、構造、ルールが、所属する集団の中の個々人にとって、うまく機能しなくなっているものは壊していく、それが水瓶座です。

派閥は、特定の政治家のもとに集まっている議員の集団で、自由に同志を集め、勉強会や研修などを行っていて、党内に派閥があることで、自民党のなかに多様性が生まれることに繋がっていたようです。

ですが、昨今の政治資金関連のニュースをみると、良い形で機能してたとは言い難い感じがします。壊れていくことはある意味必然のような感じがします。

冥王星が水瓶座に入る意味


惑星や星座の意味は様々あるのですが、冥王星には、根底からの変容、根源力、極限的なもの、強いこだわり、などのキーワードがあります。

水瓶座冥王星時代は、性別、年齢、社会的地位、所有財産、住む場所、など物理的なもので線引きをしない、本当の意味で「自由・平等・博愛」とは何か、徹底的に根底から向き合うタイミングとなっていくように思います。

そして、この冥王星水瓶座(水瓶座は風のサイン)入りは、風の時代をますます本格化させていくことになるでしょう。

単に冥王星が山羊座から水瓶座に移るだけでなく、およそ200年続いていた「地」の時代から「風」の時代へと時代が本格的に変わっていくようなタイミングです。

「地」が象徴するもの…物質的な豊かさ、所有財産、社会的地位、肩書、構造化されているもの、形のあるもの。

「風」が象徴するもの…知性、知識、情報、自由、コミュニケーション、ネットワーク、思考、論理、交通、移動など。

「地」の価値観から「風」の価値観へ、価値観がシフトしていきます。
時代が大きく変容していくときです。

冥王星が年末に完全移動しますが、来年は海王星や天王星も次のサイン(星座)に移動を開始します。(逆行もあるので移動の完全終了は2026年)

今年は、牡牛座で木星と天王星(天王星は水瓶座のルーラー)が会合し、その後木星は双子座(風のサイン)へ移ります。
さらに世間の動きに「風」感が強まってくる気配がします。

そして、海王星は魚座の最終度数グループを付近を行ったりします。
サビアンシンボルでは、この魚座最終グループは次の一段階上の牡羊座へとシフトアップするためのに準備をするような度数帯となります。

海王星はこの時代を生きている人々の集合無意識を表します。
そして2025年土星がこの度数帯を通過する時、実際の現象として認知できるようになるのではないかと思います。

私たちの集合無意識がどの方向に進んでいるのか、ひとりひとりの心の持ち方がこれからの全体の方向性にも影響していく、それが大切になるように思います。

※冥王星が水瓶座に移る意味について、こちらのブログもご参照いただけると嬉しいです。

今日の星模様から


今日1月25日16:52、獅子座に在室している月が、水瓶座に入ったばかりの冥王星とオポジションになります。

本当の自分がどんなことをしたいのか、何に情熱を感じるのか、心の深い部分にある感情も見えてくるタイミングです。

そして明日1月26日2:54は、月と太陽がオポジションとなり、獅子座で満月を迎えます。

冥王星水瓶座時代、風の時代、その新しい流れを改めて感じてみるには良いタイミングです。
新たな目標が見えてくるような満月です。

最後に私の好きな金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」より

金子みすゞさんの作品はもともと好きだったのですが、なかでもこの詩は大好きで、これからの風の時代を過ごすときの座右の銘にしようと思っています。

「私と小鳥と鈴と」

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

お読みいただきありがとうございます。

※日々の天体の動きから考えた<今日の星模様>はアメブロとInstagramで配信しています。こちらはサビアンシンボルなども参考にしています。
良ければご覧いただけると嬉しいです。








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