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春から初夏へ、そして近況

何度かnoteに記事を書こうと思っていたのだが、結局出来ないまま、もう少しで4月が終わろうとしている。4月はとてもバタバタ忙しく、心に余裕のない月だった。様々な花が咲く4月なのだが、結局1度も写真を撮りに行くこともなく終わってしまった。

では何をしていたか。
その1つが絵を描くことだった。たった1作品の絵を描くのに、昨年からイメージを考えていたがなかなか決まらず、今年の2月や3月の記事でも下地を作ったり、絵の書き方をChatGPTに聞いてみたり、描くものが定まらないと書いていた。

その後どうなったかと言うと、結局失敗して再度下地作りからやり直していた。
描くものが本当に定まらない。何を描くかが決まっても、それをはっきりとしたイメージに描き起こせない。苦しみまくって行き着いたイメージは単純なものだった。
私の場合、案外そうなる時が多いと思う。

現在描いている絵は3年ぶりに出展する予定の絵。
約10年前が出展数のピークだった。どんどん描いて出展し…を繰り返していた。今この記事を書く時に何年前か思い出してみたのだが、そうか…もう10年も前なのか。10年も経てば生活・その他の状況が変わっても不思議ではない。だから、その当時に描いていた絵と現在描いている絵のイメージが変わっているのも当然なのかもしれない。

今回の私の作品をどの位の人が観てくださるのかは分からないが、以前に私が描いた絵の雰囲気を期待している方はもしかしたら拍子抜けするのかもしれないと思った。期待に応えられないのは申し訳ないと思うが、変わってしまったので仕方ないと思う。無理矢理以前のようなイメージの絵を描いても不自然な絵になるだろう。

2020年頃に「今後出展する絵は皆さんに受け入れられやすく、部屋に飾っておける絵を描こう」と考えたことがあった。今回久しぶりに出展するにあたり、そのことも頭の片隅にあったのだが、結局そのような絵は描けなかった。
受け入れられやすい絵は描こうと思えば描けるのだが、それも『無理矢理』になってしまうだろう。私自身が納得いかないと思う。

そんなことやら、あんなことやら…それはいずれ記事にしようと思うが、たった1枚の絵を描くのに時間を使い、思考をこれでもかと言うくらい巡らしたが、多分実際の絵を観るとそこまで感じることはないと思う。

そんな時間と労力を掛けて私が描いた絵をAIが描くとしたら、一瞬で描いてしまうのだろうか。その『一瞬』と『私が費やした時間と労力』に何の違いがあるのだろうか。

それは、今後絵を描き続けて行くことの意味に繋がるのだと思う。

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