陽性登録者と接触した
2020年8月16日の記事『陽性者とどのように接触していたか』の記事を読んでくださった方は、感染防止対策やCOCOAに関心のある方だと思います。その方々に向けて、2022年7月16日現在の状況を書こうと思います。
(初めてこの記事に出会った方も読んでいただけると幸いです。)
『陽性者とどのように接触していたか』は約2年前に書いた記事であり、その後世の中の状況が変化していますので、現在の状況について改めて記事を書きます。
※ 8月14日に追記しました(COCOAログ.JPでの調べ方)。
しばらくの間、接触確認・COCOA関連の内容はこの記事に追記します。
COCOAで陽性登録者との接触確認があった
接触確認画面
2022年7月15日の朝、COCOAを開き、『陽性登録者との接触結果を確認』を押したところ、陽性登録者との接触確認の画面が現れました。
(下記iPhoneのスクリーンショット、左側と中央の画面です)
陽性登録者との接触確認の画面の『陽性登録者との接触一覧』を押すと、右側の画面になり、接触していた期間が表示されました。
7月10日 午前9時00分から11日 午前9時00分 合計19分間の接触と表示されていました。
7月10日は日曜日で、人と15分以上接触するような行動をとっていなかったため、7月11日月曜日の会社へ向かう電車内で接触したと思われます。
COCOA専用ダイヤルへ電話を掛けた
この表示に気付いた直後にCOCOA専用ダイヤルへ電話しました。上の中央画像の下部分にある『検査等の相談先を探す』を押すと相談先一覧が都道府県ごとで表示されます。私は東京都在住なので、東京都を選択すると、『発熱センターCOCOA専用ダイヤルの番号が掲載されているので、その番号へ電話しました。
接触して以降発熱等の症状が無かったからです(体温は毎日計測しています)。
朝6時台だったからか、2回掛けて電話は繋がりました。
症状がないこと、リスクの高い行動はしていないこと、電車内での接触だろうと考えることを伝えると、「7月18日までの経過観察で良いでしょう、心配ならば医療機関を紹介します。」と言われました。
「ただ、現在感染者がとても多くなっていますので、陰性である場合、医療機関へ行くとウイルスを貰ってしまう場合があるので、無料のPCR検査を受ける方が良いと思います。」と補足がありました。
会社へ行っても良いかも確認しましたが、「行って良い」とのことでしたので、いつも通りに出勤し、上司と同じ部署の人に伝え、OKをいただいてから仕事をしました。
その後も体調は良く、いつもと変わらず過ごしています。接触日の7月11日から1週間後の7月18日までは人の多い場所への外出は控えます。
陽性者とどのように接触していたか
2020年8月16日に掲載した画像に少し手を加えました。
今回の接触では、私がAの位置にいて、Bの位置にいた人が陽性者だったのではないかと考えます。Bの人とは向かい合っておらず、私の後ろにいました。電車内は混んでいませんでした。
ただ1日に19分間の接触と載っており、7月11日 AM9時までの間と考えると、私は10分弱しか電車に乗っていないので、陽性者が複数人いた可能性があります。そのことについては、COCOA専用ダイヤルの方も同じことを言っていました。
接触通知のログから分かること
2022.3月以降、iOSのCOCOAのアプリバージョンが2.0.0になり、接触通知のログから広範な範囲での接触を調べることが出来なくなりました。
※ 現在のバージョンは2.0.1です。
しかし、接触のログ記録の状況から、自分の近くにいた陽性者のおおよその数を知ることは出来ます。
iPhoneの設定→接触通知→接触のログ記録の状況→接触チェックの記録
上記の流れで接触チェックの記録を見ると、接触記録が1ヶ月分掲載されていました。その期間内での一致したキーの数を見ると、時折一致したキーの数が減っている時もあるのですが、大体は一致したキーの数が増えて行きます。その増え方に注目します。
私の場合、7月1日には一致したキーの数は2でしたが、
1週間後の7月8日 一致したキーの数11
2週間後の7月15日 一致したキーの数36
本日7月16日 一致したキーの数45
上記の通り、かなり増えています。いつ接触したのかは調べられませんが、7月以降、周りに多くの陽性者がいたというのはこのログから分かります。
2022年1月、感染者が増えていた頃ですが、クリニックへ行くため電車を乗り継いだ日がありました。その日を調べると陽性者との接触が多かったです(その当時は広範な範囲での接触を調べられました)。そのことを考えると、あちこち出掛け行動距離や時間が長くなるほど、陽性者との接触も増えることが分かりました。
このことについては以前書いた記事『陽性者とどのように接触していたか(2)』の1月21日の人数が多いことからも分かります。
再度接触通知があった
この後、COCOAの表示は通常に戻ったのですが、8月2日、COCOAを開いたところ、また『陽性登録者との接触確認』の画面が現れました。
今回はCOCOAログ.JPというサイトで、接触の詳細を調べてみました。
COCOAログ.JPでの調べ方
iPhoneでCOCOAログ.JPを使用した接触解析の方法です。
COCOAからログをコピーする
『陽性登録者との接触確認』画面から、陽性登録者との接触一覧を選択します(左側画像)。
『過去14日間の接触一覧』画面の情報を保存を選択します(中央画像)。
右側画像のように下部に表示されるので、コピーを選択します。
COCOAログ.JPで確認・解析する
先ほどCOCOAでコピーしたログを、COCOAログ.JPの『ここにcocoaログをコピペ』の紫の枠内に貼り付けます。
紫の枠内で1度タップをすると『ペースト』が表れるので、それを選択します。『チェックする』の青いボタンを押します。
解析結果
左側画面を見ると、平日は毎日陽性者と接触していたのが分かります。
このアプリでは、陽性者との距離が表示されており、大抵は2m以上離れているのですが、8月2日の接触通知があった日は(右側画面)、距離が1m〜2m・1m〜3mの時がありました。
8月2日の1件目では、1人の陽性者と合計20分接触していたことになります。
COCOAに出ていた『1日間に合計59分間の接触』は、8月2日の12件の合計時間であったことが、この画面から分かりました。
ソーシャルディスタンスが大切
この解析を見て分かる通り、人との距離を空けることが大切だと強く感じました。昨日NHKのニュースで放映されていましたが、音楽イベントに行かれた方がCOCOAのログをCOCOAログチェッカーで調べたところ、1日に100
名以上の陽性者と接触していたことが判明したそうです。
COCOAログチェッカーでは、約半径30m以内に1分以上いた人の中から陽性者がどの位出ているかを確認出来るそうですが、COCOAログ.JPでも同じ結果が出ました。
私が行っている感染防止対策
電車内
通勤・必要最小限の用事以外では電車に乗らないようにする(電車に乗ってあちこち出掛けるほど接触人数が増えます)
座席に座らない(混んで来ると立っている時よりも身動きが取れなくなる)
近くにマスクを正しく着けていない人・話をしている人がいたら、すぐにその場から離れる
帽子を被り、なるべく顔や髪にウイルスが付着しないようにする
手すりや吊り革を触らない
周りの人との距離を保つ(混んでいなかったら)。顔が向かい合わせにならないような場所にいる
なるべく混まない電車を利用する(少しの時間差でも混んでいる電車とそうでない電車があります)
会社に着いてから
帽子や服などに除菌スプレーを掛ける
手だけでなく腕までよく洗う
iPhone・Apple Watchを消毒する。他のウイルスに触れたと思われる物も消毒する
マスクを新品のものに取り替える。それまで付けていたものは捨てる
昼食は個食・黙食
帰宅したら
玄関内に入ったらすぐに手をアルコール消毒し、消毒した手で鍵を閉める
バッグなど簡単に洗えない物は、オゾン発生器を入れたロッカーに入れる
マスクをすぐに捨てる。マスクの表面は触らない
手や腕を洗う。服を全て脱ぎ、シャワーを浴び全身を洗う
全身を洗うまでは他の部屋へ行かない
iPhone・Apple Watchを消毒する
買って来た物もすべて消毒する
他にも服を脱いだりマスクを捨てるのも順序を考え、ウイルスが付かない方法を模索しながら行動しています。
その他気を付けていること
外食は一切しない
スーパーへの買い物は土曜の朝9時台。もしくは空いている時間に夫に行ってもらう
会社帰りも寄り道はしない
レジャー目的での電車に乗るような外出はしない(行くのは近所のみ)
家族以外と接触するような行動はしない
通勤や近所を歩く時も周りの人との距離を保つ
自宅内の換気をする。空気清浄機も使う
2年間以上、この生活を続けています。ほとんどどこにも出掛けられないのはつまらなく感じる時もありますが、元々インドア派なのでそんなに苦に感じることはありません。休日は絵が描けるので楽しく過ごしています。
感染防止対策をきっちり行う理由
基礎疾患があり、感染した場合、基礎疾患にも影響が及ぶからです。
今までに起こしたてんかん発作のうち、2回は風邪をひいた後にてんかん発作を起こしています。2年前の発作の1週間前にも風邪をひいて発熱していました。
4回目のワクチン接種を行うのもこれが理由です。
今年の4月に運転免許の再取得が出来ましたが、また発作が起きれば運転免許は無くなってしまいます。
(車は運転していませんが、再取得後身分証明として何度か使いました。)
他の人でここまで感染防止対策をしている人は少ないだろうと思いますし、「まだそんなことをやっているの?」と言われるかもしれませんが、私はコロナだけでなく、インフルエンザにも風邪にも罹ると良くないのです。そのような人もいるのだと理解していただけると有難いです。
感染防止対策だけでなく、睡眠時間もきちんと取るようにするよう気を遣っています。
そのために絵を描く時間を削りました。以前のようにギャラリーへ出展することは容易に出来なくなりましたが、NFTアートの出品という違う方法で活動を続けます。
好きなことを自由に出来ない状況も、時間の使い方や工夫でネガティブな気持ちをポジティブな方向へ変えていくことが出来ます。まだしばらくの間は厳しい時期が続くと思いますが、時代の流れは変わっていくものです。以前と同じ生活を望むのではなく、別の、自分が満足できる生き方を常に見つけていく努力をして行きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?