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性懲りも無く編んでしまった

帽子を編んでしまった。先日「今季は編まない」と言ったばかり。だが編んでしまった。余った同じ種類の毛糸が2玉あったからだ。それで帽子が編めると思ってしまった。
今度こそ私が納得のいく物を編みたい。

何度も失敗を繰り返して来た理由

  • 本の編み図の通りに編むと小さい(私の頭が大きい)。

  • きつく編みがち。しかし緩めに編むとホールド感が無くなる。

  • 帽子が小さくならないよう丈を長めに編むと長くなり過ぎる。

  • ケーブル編みで編んでいたが、模様の長さを揃えるためにちょうど良い長さにならない。

上記の失敗をしないようにするために、下記の点を工夫してみた。

失敗せずに編む私なりの方法

今回使う毛糸はモヘアがループ状に絡まっている糸。編むとモコモコして模様編みにすると模様が見え辛いので、シンプルに模様無しで編むことにした。

  • 最初に何段かをメリヤス編みで編み、目数・段数を測って私の頭のサイズに合わせた。

  • 丈を長くすると大き過ぎて失敗するので、頭の先が余らない丸い形にした。

  • 本の編み図は使わないことにした。

参考までに簡単な説明画像を載せておく(私の健忘録用)。

ざっくり描いた帽子の編み方

最初は1目ゴム編みで編み、折り返し部分からメリヤス編みで編んでいくという、とてもシンプルな編み方だ。結局これが一番綺麗に編めるのだと思う。毛糸の質感が生かせるからだ。模様を生かすのならば無地のシンプルな毛糸が良いと思う。

毛糸はハマナカのラムソフト。今では売っていないようだ。

完成後の感想など

そして完成。ホールド感は足りないが丈はちょうど良い感じだ。色は地味だが余っていた毛糸なので仕方がない。しかしこの色はグレー系なので、どの服の色にも合いそうな気がする。
まだ私的には満足していないが、この帽子は日常使えそうな気がする。なぜなら他の帽子が小さいからだ。

なかなか満足出来ないのは、編み物も絵も同じだ。結局完璧なものは作れないのだろう。人によって「完璧」がどの位のレベルになるのかは違うと思うが、私の完璧は果てしなく遠い。
完成した時はよく出来たと思っても、何年か経ってから作品を見るといまいちだったり加筆したくなる。

なのでまた帽子は編むのかもしれない。

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