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幸福な質問プロローグ 幸せな人認定

1つ前の記事。

確かに私は問いかけた。

この社会では幸せが型にはめられている気がする。
はっきりと誰かに言われたわけではないけど、みんな、うすうす気付いている。
自分が何をもっていれば周りに「幸せな人認定」をしてもらえるのか。

結婚・出産・お金・名声・美
そこに「海外暮らし」「フォロワー数」も最近では付け足しされている気がする。

でも実際はそれらを手に入れたからといって幸せになれるとは限らない。
だって、それは不変ではないから。

そのことにだって、多くの人が気付いてる。
それでも、気付かない内に空気中に漂う花粉によって花粉症に悩まされるように、
目には見えない社会の雰囲気に侵食されている自分に気付く。

何かを選択するとき、ついつい、社会の「当たり前」に染まった脳で思考し、選択し、行動してしまうのだ。

やっかいなのは「幸せ」はがんばったからといって、手に入れられるものではないということ。
決められた幸せに手を伸ばせば満たされ、幸せになれるなら、そのほうが楽なんだと思う。

でも、そうじゃない。
そうじゃないから人間って、ややこしい。
この世界って、ややこしい。

『粒ちゃん、人間はややこしくないよ。
この世界もややこしくない。

ややこしいとしたら、ややこしくしているのは粒ちゃん自身だよ。
この世界はとてもシンプルな法則で成り立っているんだ。』

「シンプルな法則?」

『そうだよ。
そのシンプルな法則を知ることが、
粒ちゃんの問いかけの答えになるんだよ。』

「シンプルな法則ってなんなの?」

『それはとても大切な宇宙の法則なんだ。
その宇宙の法則を知ることで、幸せになることができるよ。
だけどね、この法則を間違えて捉えている人もいるかもしれない。』

おむすびの形をした宇宙人?と出会ったわたしの
「宇宙の法則」を知るための「幸福な質問」がはじまった。


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