見出し画像

野路菊

お久しぶりの投稿です!
お家の隣の空き地で野路菊が綺麗に咲いてました◎
可愛いらしくて大好きなお花です!
兵庫県の県花で播磨地方では野生菊の代表と言えます。

発見者は牧野富太郎⁉︎

野路菊の発見、命名したのは植物研究科の牧野富太郎さんです。
明治17年、富太郎さんは土佐吾川郡川口村の仁淀川のあたりでこの菊を発見し、野路菊と命名。ラテン学名でChrisanthemum japonense(makino)と自分の名前を入れました。
兵庫県内では明治40年頃、六甲山で発見され、大正14年には牧野博士が姫路市の大塩町にて野路菊の群生を発見し学会で発表したことから、大塩は野路菊の自生地として有名になりました。
昭和29年に兵庫県の県花に選ばれたそうです。
下の写真はうちの近くの野路菊の群生地ですが、かなりたくさんですね…(笑)


ちなみに「日本一の野路菊の群落地」として牧野博士が称えた大塩は赤穂よりも早くから塩の生産が行われていてとか。

牧野さんの本、まだ読み始めたばかりなのですがとても面白いです。

ピンク色の野路菊

上の写真はうちの近くのお山に咲いていた野路菊で、ピンク色が混ざっているので不思議に思い調べたところ

咲き終わりには舌状花は赤みを帯びる。種子は春に発芽し、越冬した茎からは新芽が出て大株になる。

とウィキ先生に(笑)

野路菊の種類

 セトノジギク  本州・九州・四国の瀬戸内海沿岸に分布していて、ノジギクより葉が薄い。

アシズリノジギク 高知県の足摺岬や愛媛県などに分布しています。ノジギクに比べて葉は小さく厚みがあり、3中裂しています。裏には白い毛が多く表のふちが白い。頭花は小さくて多数つき、総苞片にも白毛が密生する。

キバナノジギク ノジギクの黄花品種で、関西地方から九州にかけて分布しています。絶滅危惧種だそうです。

ノジギク  草丈は50cmほどで、よく枝分かれをして群落を形成する。茎の基部は倒れて、上部が斜上することが多いようですが、傾斜地などでは懸崖状になります。葉は互生し、長さ3-5cm、幅2-4cmほど。形状は広卵形で、5(または3)中裂して鋸歯があり、裏面に毛が生えており白っぽく見えます。 ちなみに原種にかなり近い菊と知られています。

この他にも120種類程もの野路菊があるとか…


最近は研究も進められていて、野路菊茶なども開発されているようですよ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?