ありがたく命をいただく
先日、映画、「フードインク」をみて。
まだご覧になったことない方は是非予告編だけでも見ていただきたい。
予告編だけでも衝撃的ですよね。
この映画で伝えているのは、大量生産低コストを求めた工場畜産ができた背景と、その裏にある権力やお金。
100円でハンバーガーが買える時代。
消費者は、その安さや便利さに食いつき
その不自然な裏側にある実態や品質についてはあまり考えていない。
生産者と消費者の間にはカーテンが引かれています。
その裏側や実態が分からないように。
これを見た上で、結果、食べる食べないの問題ではなく、私たちが普段食べている食べ物が、どんな環境でどんな風に育ってどうやってスーパーマーケットや飲食店に届けられているのか、消費者として知っておくべきことではないかと思いました。
印象的だったのは、ある家族がスーパーに行って『この野菜一つの値段でハンバーガーが買える、そっちの方がお腹いっぱいになるし、お得だ』と。その家族の父親は病気を持っているが、医者に行くお金もない。
なんだか、矛盾していますよね。
何に価値観を置くかは自由です。
私がこれを見て、伝えたからと言って
何かしらの運動起こすことや”明日からお肉はお魚は一切食べません”という極端な宣言、そんなことはできません。
しかし、少しお値段高くても、丁寧に作られた食材を買ったり
より自然なものを選ぶ意識を持つことは
コツコツとできるのではないかと思いました。
悲痛な思いになりながらも
私は、お肉もお魚も大好きです。
私たちにできるのは、”選ぶこと”
自分を生かす命になる食材を選んで、それを届けてくれている人たちを応援すること。
そして動物への生命の尊厳を持つこと。
”氣がある命”をいただく事が、私達がエネルギーに満ち溢れた生活ができることにつながっている。
私はそう思います。
今日もありがとうございます!
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