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2歳の息子と妊娠中の私の葬儀までと葬儀に参加してみてのお話

こんにちは。星のきのこです。
今回は、2歳の息子と妊娠中の私の葬儀までと葬儀に参加してみてのお話です。

先日、旦那のお父さんが亡くなってしまいました。
お父さんと息子のお話は、先日記事に書かせて頂きました。↓

今回は、2歳の息子と妊娠中の私が葬儀までに行ったことや、葬儀中にどのように過ごしたかなどをまとめたいと思います。

5月中旬、
お義父さんの余命を聞いて、考えたくはないけど、亡くなった時のことを想定して喪服など準備する必要があるなと感じました。

2歳の息子は保育園や幼稚園などに通っていないので、制服は持っていません。
なので、服を準備する必要がありました。
持っている服で無地の落ち着いた色の服がないか確認をすると、
下はネイビーの無地のハーフパンツがありました。
上は車や動物などの絵柄が入ったものが多く、着れそうな服がありませんでした。

わざわざ冠婚葬祭用の服を新品で買うのももったいないなぁと感じ、
メルカリで少し大きめの無地の黒のポロシャツを購入しました。
その頃、旦那のお姉さんから甥っ子のお下がりの白いシャツを頂き、
当日の息子の気分で黒のポロシャツか、白いシャツを着ることにしました。

当日、息子は白いシャツを着せると「いやい」と暴れたので、
黒のポロシャツを着ました。
ポロシャツの方が普段着に近く息子は落ち着いたようです。


続いて、妊娠中の私の喪服について考えました。
持っていた普段の喪服を着てみると、
着れないことはないけれどピチピチ。
妊娠中じゃなくても着れるか怪しいなと思いつつ、妊娠中だからだと言い聞かせ、
普段の喪服は諦めました。

マタニティの喪服がネットショッピングで売ってあったり、レンタルもありましたが、
もし出産後に葬儀に参加することになったら着ないかもしれないしもったいないなぁと感じ、
仕事をしていた時に着ていた黒のジャンパースカートを着ることにしました。
ジャンパースカートの下には、仕事をしていた時に着ていたユニクロの深緑のシャツを着ることにし、
割と普段着に近い服装にしました。
結局、私の喪服用にはマタニティの黒のタイツだけ購入しました。

上に黒の上着などを羽織りたかったのですが、持っているもので着れるものがなく、
落ち着いた水色の無地のカーディガンを持参することにしました。
ただ、当日は気温がそこそこ高く、カーディガンを羽織ることはありませんでした。


お父さんが亡くなって葬儀場に駆けつけてから、葬儀の打ち合わせが始まり、
私と息子は葬儀場内を散歩していました。

初めは控室に一緒にいて、打ち合わせの話などを聞こうとしたのですが、
息子が線香やろうそくの火を触ろうとしたり、
動き回って集中ができないので、
散歩するしかありませんでした。

近くに公園などがあれば行きたかったのですが、特に子供が遊べる場所がなく、
土地勘もそんなにないため、
葬儀場の敷地内を散歩するしかありませんでした。

かといってすることもなく、
トイレに何度も行ったり、
エレベーターをじっと見たり、
他の方の控室に入りそうな息子を取り押さえたり、
葬儀場の前の道路を走る車を見たり、
立ちっぱなしでいることが多く、
特に何もしていないのにどっと疲れました。

たまに、食事や買い出しで葬儀場を出る時間もありましたが、
日中はほぼ葬儀場内にいました。


亡くなった翌日には、
旦那のお姉さんの家族も来て、
息子は年上の甥っ子や姪っ子と遊んだりして、楽しそうにしていました。
ただ、姪っ子を叩いたり噛みつこうとしたりするので、気は抜けませんでした。


葬儀当日、
親戚の人達と葬儀場で昼食を食べました。
子どもたちの分は、旦那のお姉さんが近くのスーパーで買ってきてくれたので、
息子にはサンドイッチや手巻き寿司、大人用の食事から茶碗蒸しなどを食べさせました。
ただ、じっと座ってたべることができず、
テーブルの周りをずっとウロウロしたり、
お義母さんに抱きつきに行ったり、
息子の食事が進まず、自分の食事をなかなか食べることができませんでした。
結局、みんなが食べ終わる頃に、バタバタ駆け込みで食べました。(食べないという選択肢はありません(笑))


葬儀中、
初めは参列者のイスに座っていました。
しかし、葬儀が始まってすぐ、持っていたトミカのバスを落として周りの人に拾わせる遊びが始まり、
遊びがエスカレートしてバスを投げ始めたり、
お坊さんやお義母さんのところまで走りそうになったので、
葬儀の部屋の後ろの窓際のソファに移動しました。

ソファに移動してからは、
道路を走る車を見て「バス」「トラック」など声を出していましたが、
葬儀を邪魔するほどの音量ではなかったので、
少し声を出して大人しくするなら良いかと、のんびり過ごしていました。

いつもの昼寝の時間でもあったので、
息子を抱っこすると、息子は寝てしまい、
葬儀の半分以上は寝ていました。


棺にお花や思い出の品を入れる時に息子は起きて、
抱っこしたまま一緒に入れました。


その後、火葬場に移動しました。
火葬場の控室は個室で、テーブルやイス、ソファ、和室がありました。
初めは、控室から脱走して火葬場内をウロウロしていました。
その後、注文していたケーキやドリンクが届くと、控室に戻って食べ始め、
食べた後は和室で姪っ子たちと遊んでいました。


火葬も終わり、
自宅に帰ることになり、
自宅に帰るまでの車の中では、息子はぐっすり寝ていました。
サービスエリアで食事を食べる時も抱っこで、降ろすと泣いてしまい、
その後の車もぐっすり。
家についてもごろごろ。
無理やり歯磨きとお風呂に入れて、
寝室に連れて行くとそのまま1人で寝ました。
息子も疲れていたんだなぁと感じました。


葬儀を通して、私自身は、
妊娠中だからと周りにすごく心配してもらいました。
和室でもイスをさっと準備してもらったり、
葬儀場のスタッフや親戚の方からも「無理しないでね」「ここ座って」「大変だね」と何度も声をかけてもらいました。

普段着のような服装だったので、喪服より楽だったのは助かりました。

長男の妻なのに何もしないで良いのかなぁと思うことばかりしたが、
2歳の息子がいたことや妊娠中であったことで、普段付き合いがない親戚の方々の中にいても浮かずに馴染むことができた気がします。

とにかく大変で疲れましたが、
2歳の息子がいて、妊娠中で良かったなぁと思いました。


読んで頂き、ありがとうございました。

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