パレートの法則(80:20の法則)について考えてみる
こんにちは、星乃です。
50代独身おっさんブロガーやってます。
80%の結果は、20%の原因によって生まれている。
という話は昔から言われていることですが、ビジネスに置き換えてみると、
売上の80%は、20%の社員が上げている
売上の80%は、20%の商品が生み出している
税金の80%は、20%の富裕層が支払っている
故障の80%は、20%の部品が起こしている
等々、さまざまな場面で使われている法則と言えます。
そんな法則なら、ブログの運営にも活かせるのではないかと思い、今回は「パレートの法則(80:20の法則)」について深掘りしていきたいと思います。
最後の方では、ブログ運営にどのように活かせるかのヒントも挙げていきます。
「パレートの法則(80:20の法則)」とは?
この法則は、経済学者ヴィルフレード・パレートによって提唱されたもので、多くの現象や分野で観察され、一般的なパターンとして認識されています。
具体的には次のような特徴が挙げられます。
「80%の結果は20%の原因から生じる」という割合関係を示しています。例えば、ビジネスにおいては、80%の売上は20%の顧客から生み出される、80%の利益は20%の商品から生じるなどが挙げられます。
この割合は厳密な数値ではなく、一般的な傾向を表しています。具体的な割合は状況や分析の対象によって異なる場合もあります。
リソースの配分や重点戦略の立案において重要な情報を提供します。
例えば、売上や利益の大部分が一部の顧客や商品から生まれていることを認識することで、顧客の区分や商品ラインナップを絞り込み、効果的なリソース割り当てを行うことができます。
時間や労力の効率的な活用を促すことができます。
20%の重要な要素に注力することで、80%の成果を達成できる可能性が高まります。
パレートの法則をブログに活かすために
パレートの法則をブログ運営に応用するためには、重要なポイントに集中し、効率的に時間配分することで、最大の効果を上げるという視点で考える必要があります。
【重要な記事の特定】
アクセス数や読者の反応を見て、より多く読まれている記事を特定し、それらに関連する部分に注力していくようにしましょう。
【ターゲットの特定】
ブログ読者の中で最も関与度の高い20%の読者を特定し、彼らのニーズや希望を理解し、最も関心を持つ内容や問題に焦点を当てることで、より多くのアクセスと共感を生み出すことができます。
【重要な媒体(メディア)への投資】
ここで言う投資とは、時間や資金をつぎ込むことも含んでいます。
アクセス数や読者の獲得において、効果的な媒体(メディア)を特定しましょう。
SNSやメールなどの特定の媒体(メディア)で大きな効果が得られるなら、それらの媒体(メディア)へのリソースや労力の割り当てを増やした方がいいでしょう。
【優れた記事を書き上げる】
最も効果的な20%のブログ記事を書き上げましょう。
読者の関心を引くための魅力的なタイトル・見出し、付加価値の高い情報、洗練されたデザインなどに力を注ぎましょう。
100本の記事を書いているなら、そのうち20本を全力で書いて、全力でリライトしていきましょう!
【良好な関係の構築】
重要となる20%の読者やフォロワーとの関係構築に注力しましょう。
彼らとの対話やフィードバックの収集を通じて、ニーズや要望を理解し、ブログの品質向上に役立てます。
まとめ
パレートの法則は、マーケティングを勉強してこなかった私も聞いたことがあるくらい有名な法則です。
「80:20の法則」「ばらつきの法則」とも呼ばれており、ビジネスの世界では営業などの効率化に役立てられています。
厳密なものではなく、再現されない場合も多くあるため、時折批判されることもあるのですが、ミクロな視点で見ると業務の効率化に役立てられることも多くあります。
「80%の売り上げは、20%の太客が生み出している」
というのは今も昔も変わらずで、大口顧客が多くの売り上げを支えているのは紛れもない事実として存在しています。
ブログ運営においても、読者(ユーザー)のうち重要となる20%の読者が抱える悩みや問題点を解決するような有益な情報を提供できるような内容を用意することや100記事のうち20記事を全力で書き上げていくということが大事になってきます。
20記事を全力と言っても他の80記事は適当でいいかというとそうではなくて、他の80記事を支えるような重要な記事を20個全力で用意しようというお話です。
まだまだ私のブログでは活かしきれていませんが、これを目標にこれからも頑張っていきます。