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「余白」設定月間

武田双雲さんの書の中で、「余白」と「やる」という文字を見つけて以来、この二つのバランスを保つように心がけています。

活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)は、行動力と瞬発力を合わせ持つサイン(星座)のため、「やる」が得意な方たちです。反対に「余白」があると、パタパタとスケジュールを埋めたくなるかもしれませんね。

活動宮以外では火のサイン(牡羊座・獅子座・射手座)を持つ方々も、「やる」のが得意なサイン。牡羊座は活動宮の火のサインなので、エネルギッシュかつ開拓精神旺盛、ともかく行動が速い熱血タイプ。獅子座は、自分を演出したい、輪の中心でありたい王様気質のサイン。射手座は、戦略家であり冒険家で、目標を定めて射落とすのが得意なサイン。

このようなサインをお持ちの方々は、「動」に対して受け入れやすいと思いますが、「余白」「休憩」「誰とも会わない」「予定を入れない」等々の分野はいかがでしょうか?どちらかと言えば苦手だったり、日頃あまり意識したことがないかもしれないですね。

もし仮に、スマホなし生活で一週間、いや一か月でも自然たっぷりの環境でのんびりしておいで。と言われたら、「はい!喜んで充電させていただきます!」とはならないのではないでしょうか。おそらく、現地に到着したとしても、何かしら目標や動的な楽しみを見つけて、やっていることと思います。

しかしですね、今のこの牡牛座期間は、不動宮牡牛座のごとくじっくり立ち止まって自分の周りで何が起きているのか、一体自分はどこに向かっているのか、今の環境・生活・日々のルーティンが心地よいものであるのか、他人を満足するための選択をしていないだろうか、等々についてじっくり振り返ってみるとよい期間であるのです。

例えば、都会の生活に見切りをつけ田舎へ移住しようとした時、時間軸は確かにゆっくり変わるかもしれない。雑踏まみれの日々から、澄んだ空気も人々の温かさも感じられる生活になるかもしれない。

でも、真の自分を知ろうとしなければ、今感じている不満足から新たな自分へと自立することはできないでしょう。

そのために、必要なものが「余白」だと思うのです。


明日は、ちょうど蠍座満月。

「明鏡止水」邪念がなく、澄み切って落ち着いた心をその「余白」の中に感じることができそうです。

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