詐病

ウォーリーという少年は貧民街では幅を聞かせていた。何の因果か、ある日病気で倒れた。主人公の男はウォーリーを病院まで運ぼうとするが、駆けつけた貧民街の町医者は「ウォーリーの服を用意しろ」という。
言われた通り服を用意した。「誰が着るんだ?」「ウォーリーが着るんだよ」町医者は、ウォーリーが詐病であることを知っていた。服を着て、自分でバイクを走らせて病院まで行くのだという。
詐病とも知らない主人公は「ふざけるな。この服も俺の物なんだぞ」と切れる。

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