石化する少女、達磨状態の祖父

少女は城に行くと石化してしまう。

少女は村の中の誰からも疎まれていた。少女には幼馴染の少年(少女より年上)がいた。少女ひとりでピアノを運ぼうとして階段で転んだとき(少女は特殊な力を持っていて、力持ち)、幼馴染が手助けしてくれた。幼馴染は金の短髪で眉間に皺が寄っている。

幼馴染は城へ行き、少女を監視するよう村から命令されていた。

少女は城へ行かなければならなかった。石化してしまう道筋としない道筋、どちらも用意されていた。


いつもはぼーっとしている祖父。「この日だけは意識がハッキリしているから何か聞いても大丈夫だよ」と誰かから聞き、私はゲームの攻略法を訊きに祖父のもとへ行った。

祖父は私の最寄り駅のところに居た。車椅子に乗っていた。手足は無く、達磨状態だった。

「おじいちゃん、マリオ64のミニゲームってどうすれば出るんだっけ」と訊いてみた。祖父は確かに意識ははっきりしているようだが要領を得ない。遊戯王がどうたら、と言っている。

私は祖父をつれてみんなの集まる場所へ行った。私は遠足に来ていてお弁当を食べなければならなかったのだった。

同級生がたくさん居て足の踏み場も無い坂道。私は土を掘って、いつの間にか植木になっている祖父をとりあえずそこに置いた。周りからジロジロ見られている。

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