感情移入しすぎた小説

何かの小説を読んでいる。読みながら、誰かの人生を追っているような感覚。

私は妹に恋人を託して、妹の結婚式へ行った。母の車で。
とても長い時間車の中に居た。
早く帰りたい。いや早く恋人に会いたい。恋人の家へ行きたい。
帰った後、何故かバイオリンのリーダーを任されることになった。とてもしぶとく粘られたが、適当な理由をつけて断った。
やっとのことで恋人の自宅(城のような立派な家)へ行った。面白い品が見られた。
(恋人の首吊り死体の挿し絵)

内容としてはこんな感じ。

挿し絵を見た瞬間、これは私の恋人だ!と思った。正直、似ても似つかないがそう思った。これは小説ということを思い出して、これは誰かの人生だ、歩まされたと思った。

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