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【レビュー】ドラえもん のび太の恐竜

では映画ドラえもんレビューシリーズ、第一弾。
「ドラえもん のび太の恐竜」です!
わーい!とは言ったもののレビューなんて初めて書くので何から書き出していいやら。

はじめに

このレビューはネタバレを含みます。
また筆者の脳内には水田わさび氏のドラえもんを含みません。

あらすじ

例のごとくスネ夫から恐竜の化石を自慢されたのび太は、自分はでっかい丸ごとの恐竜を見つけてやると見栄を張ってしまう。そんなのび太が家の近くの断層をツルハシでめった刺しにした挙げ句発見したのはなんと、フタバスズキリュウという恐竜の卵の化石!
のび太をそれをタイムふろしきと布団の力で孵化させピー助と名付けるが、公園に放し飼いにされているピー助は当然のごとく噂になってしまう。
1億年前にピー助を返しに来たいつもの5人組だが、途中謎の悪役に襲われタイムマシンが故障。
果たしてピー助の運命は!5人は現代に戻ってこれるのか!?

感想

1980年に公開された劇場版ドラえもんの記念すべき第一作目!
今からなんと42年前の映画なんですね、ひぇぇ。
第一作ということで、これからのドラえもんにもよく登場する流れがいくつか出てきます。
最初なんかそうよね。スネ夫がみんなに自慢して、のび太が悔しがってアクションを起こして、そこにドラえもんの道具が絡んで物語が動き出す、みたいな。

で、ストーリーですが、自分としては結構うまいなーと思ってます。
泥人形を載せたダミーバギーを悪役に追わせておいて、その間に敵のアジトに侵入してタイムマシンを奪う作戦なんかは三国志の孔明の戦いぶりを思わせるし、最後のティラノサウルスのシーンも、うまーく伏線を回収しつつ恐竜で敵のアジトを破壊していく様はまさに爽快!
なんならタイムパトロールは無しでも良かったんじゃないかと思うくらいです。
あとこれは私事なんですが、私家で文鳥を飼っていまして、アイちゃんって言うんですけどね、ピー助が飼い主ののび太ともっと遊びたい!って訴えるときの目、アイちゃんもあんな目をよくするんですよ。。。
それが他人事とは思えなくて、昔よりピー助を可愛がるのび太に感情移入してしまい、のび太が涙ながらにピー助と別れるシーンはちょっとうるってしまいました。
アイちゃん、お前はもう少し手元でちゅんちゅくしておくれ。。。

うちのアイちゃん

総評

多分6年ぶり5回目くらいの本作品。
前に見たときよりペットに関する感情移入とかなんとかでより一層楽しめた一方、やはり80年の映画ということでちょっとテンポが物足りないところも。
でも今のアニメにありがちな「おらっ!今や泣けっ!どうや!」みたいな感動の押し売り要素が無く、単純に冒険活劇として楽しめるいい映画でした。
これなら仕事しながら流し見できるね!(だめ)

小ネタ

のび太が見栄を張った時の罰ゲーム、「鼻からスパゲッティを食べる」なんですけどこれのび太の罰ゲーム二大巨頭のうちの1つですよね。
もう一つは「逆立ちしながら町内一周」

小ネタ2

初作品ということで今のドラえもんとは色々違う演出も多いです。
タイムマシンのエフェクトめっちゃキモくない?w

小ネタ3

1億年前に行って初めて恐竜を見たスネ夫が一言「あ、エラスモザウルス・プラティウルスだ!」
なんでそんなマニアックな恐竜を、ひと目でしかも学名まで諳んじることが出来るんだ小学4年生。
妙にツボってしまったシーン。

小ネタ4

EDの「ポケットの中に」
これめちゃくちゃいいんでぜひ聞いて下さい。

最後に

ここまで読んで頂いてありがとうございました!
次は「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」でお会いいたしましょう。


鑑賞中メモ
もうあらゆるものが古い。絵が違う。OPがOP。「どらえも~~~ん」が無い!OPが3Dじゃない。しずかちゃん「スネ夫君」。ドラえもんあるあるネタ「鼻でスパゲッティ」(もう一つは逆立ちで町内一周)アイちゃんもあんな目するする。タイムマシンの描写きも!タイムマシンを木槌と包帯で直すドラえもんすこ。「エラスモザウルス・プラティウルス」の学名を一瞬で答えるスネ夫。劇中によく知ったる「ドラえもんのうた」が!目標20世紀の東京のび家。そしてED!あーこれすこ。「ポケットの中に」


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