【ライブレポート】2020/6/20 LACCO TOWER 再燃 ~ライブハウスと電波にのって編 遥なる再燃~ 共同開催:名古屋APOLLO BASE

※ネタバレたっぷりのライブレポートになっています。6/27までアーカイブ映像が見られますので、未見の方はそちらをチェックしてから読んでいただけるとよいかと思います。



各自が自宅で歌い、演奏するリモートライブ。いわゆる配信ライブだけど他のそれとはちょっと違う。なぜなら、共催としてライブハウスの名前があるから。本来ツアーで訪れるはずだった名古屋APOLLO BASEとともに送る今回のライブ『再燃 ~ライブハウスと電波にのって編 遥なる再燃~』。LACCO TOWERらしい、新しい可能性を感じさせてくれたライブを簡単に振り返ります。

開演前、画面に映し出されるのは名古屋APOLLO BASEのフロアや外観、そして本日のライブを告知する張り紙。単なるリモートライブ配信ではなく、名古屋APOLLO BASEとの共催であり、ここ(WEB)はライブハウスなんだというイメージを与えてくれる。ラッコの曲がBGMで流れる中でのこの演出は気持ちをグッと高めてくれます。

アーカイブで観たので、サクっとライブ開始まで映像飛ばせるのに開演前の時間もなんだか見入ってしまいました。

やがてBGMが変わり、遥ツアーの時同様、「狂想序曲」ではないシンフォニックな登場SEが流れます。そして重田さん、真一さん、啓示さん、大介さん、ケイスケさんの順番に個々のリモート映像が画面に映し出される。それはまるで、ステージにメンバーひとりずつ登場するかのよう。いよいよライブが始まる…!という高揚感。衣装は「遥」ツアー時の白基調で統一。ただし真一さんだけグレーのシャツです。


「遥なる再燃へようこそ!おひさしぶりです。電波の上からこんばんは!LACCO TOWERまいりますどうぞよろしく!」

そんなケイスケさんの挨拶からライブスタート。


「届かないなんて、聴こえないなんて嘘でしょ!名古屋APOLLO BASEで聴いてるよ!お手を拝借みなさま!」

こういう煽りに、ああ今ライブを観ているんだなという気持ちが改めて沸き起こる。

1曲目は「喝采」。それぞれの音がよく聴こえる。ヘッドホンで聴いているからか、ライブハウスよりもはっきりと。特に普段、どうしてもギターやドラムといった派手な楽器の影に隠れてしまいがちな、啓示さんのベース音の粒が気持ちよすぎる!力強い一音、心地よいラインをたっぷり味わいます。

「ほら、嬉しいよね名古屋!」

ケイスケさんも上機嫌。

「寂しかったかい?ライブに行きたかったかい?」と語りかけたかと思えば「ギター!」と叫んですぐさま大介さんのギターソロ。立ち上がってプレイするから大介さんの顔は画面の外に…。

「さあおうちで手を叩こう」と配信ライブを象徴するようなメッセージも。隙あらばやたらとスティックを回しまくる重田さんも楽しそう。


曲を終えると「みんな聴こえてるかな?」と大介さん。目の前でのリアクションが皆無なため、どうしても不安になってしまうんでしょう。今回、ケイスケさんの手元にあるiPadでツイッターをチェックできるようで、ライブ中何度かツイートを拾っていました。


コロナ下にみんなを集めてやるわけにはいかないということで、じゃあ家でやっちゃえばいいじゃん、と自宅からのリモートライブを決行したLACCO TOWER。

啓示さんはヒルズの屋上、大介さんはハクビシンの巣穴、重田さんちの後ろにはオーロラ、そして真一さんは留置所から…なんてケイスケさんの相変わらずな真一さんイジリもありつつ。MC中でもがんがんスティックを回す重田さんがちょっとかわいいな。

ちなみに5人で演奏するのは5か月ぶりなんだとか。自粛期間に入ってから会ってないそうで、バンド練習も画面上で行ったとのこと。

普通のライブではまずありえない、観客の声を拾っていくスタイル。これができるのもリモートライブならでは。リアルタイムであること、そしてちゃんとみんなと一緒に作っていることの意味と証明を示す一幕です。


「アルバム『遥』から全曲お届けしようと思うので、最後までおうちで、お酒を飲みながら、子供をあやしながら、留置所にいる人は罪を償いながら…(おい!by真一さん)」と、ケイスケさんらしいMCを繰り出しつつ、ライブは続いていきます。


2曲目は「純情狂騒曲」
出だしのドラムに心躍る!ヘッドホンから鼓膜を抜けてドスンと腹にくる音。先日の松ジェのライブのときより真一さんのコーラスは聴こえづらいかな。それにしてもリズム隊の迫力が半端ない。大介さんはカメラに向かって顔でいろいろアピールする。一方ケイスケさんはボーカルブース内という動きの制約がある中で、指を細かく動かしたり頭を抱えたり、腕を使って表現するおうちスタイル。

3曲目の「杏子」では“瞳あけて”の歌詞のところで、指で左目を大きく開けるケイスケさん。歌詞と連動するアクションはお手の物。ヘッドホン効果か、まるでリズム隊が主役でギターとピアノが主役を引き立てるサポート役のように聴こえてくる不思議。間奏でベースを掲げる啓示さん。ギターソロでは堂々主役を張る大介さん。5人それぞれ目立つ場所があってメリハリが効いています。弦ふたりが繰り出すエアボーカルも画面上ではケイスケさんを挟んでの構図だから面白い。


曲が終わるやいなや「あっつい!」とこぼす大介さんに「地獄やな」と返すケイスケさん。ライブハウスのステージも照明が当たれば相当暑いと思うけれど、自宅でのライブというのもかなり暑いようです。

「杏子久しぶりだね」と重田さんがぽつり。なんかこういう事を言う重田さんも珍しいような。

MCでは投げ銭メニューの途中経過で「いいぞ、大介」が1位だと発表されると「みんなありがとう、愛してるぜ!」大介さんがコメント。さらに「ソロ頂戴」という投げ銭メニューに応えてチョーキングが炸裂するギターソロも披露されました。このプレイに「うるせえ!」と重田さんが文句を言えば「ええええ、そんなことあります?」と戸惑う大介さん。こういうやり取りは実にラッコらしい。


自分たちはハコで育ってきて、ハコと一緒にライブをやることで歩いてきたバンドだから、今回の再燃ライブはライブハウスと一緒にやりたかったんだ、という思いも吐露するケイスケさん。画面でも5人のウインドウが並ぶ背景には名古屋APOLLO BASEの画像。言葉だけでなく、実体としてもライブハウスと一緒であることを示します。

さらに特別ゲストとして名古屋APOLLO BASEの店長、野口さんが呼ばれます。

LACCO TOWERへの請求書
2008年11月20日に壊したマイクスタンド代 1000万円

と書かれた紙を画面いっぱいに提示するインパクトのある登場シーン。

「こうやってみるとみんな珍獣だよね。リアルどうぶつの森だよね」とかまして「お客さんいつ来るの?待ってんだけど」と畳みかける。

APOLLO BASEでのラッコの初ライブはLONG SHOT PARTY、G-FERAK FACTORYとのスリーマンだったという話や、マイクスタンドを壊した際には「出世払いでいい」と野口さんが言ってくれたという心温まるエピソード、それきっかけでケイスケさんは自前のマイクスタンドを用意するようになったという貴重な話が展開。


ラッコと野口さんの良い関係性がにじみ出るようなやり取りに「アポロが初日で良かった。ホントに一緒にやってる感じがする」とケイスケさんも感慨深い様子でした。


野口さんも退場して「まだ序盤ですからね、楽しんでいきましょう!」の言葉でライブ再開。

4曲目は「夜鷹之星」
重田さんが叩くリズムと真一さんのピアノで始まり、ギターとベースが合流する美しいオープニングに鳥肌。各楽器の音がライブハウスでの演奏よりもハッキリと聴こえてきて、これは配信ならではの楽しみになりそう。大介さんのソロに合わせてエアギターをやるケイスケさん。ボーカルブースの中でできうる限りのアクションを披露してくれます。めちゃくちゃ疾走感のある曲で、おうちライブだけどアグレッシブ。むしろおうちだからこそ、この疾走感がガツンとくるのかもしれません。


5曲目は「葵」
真一さんはチラチラとモニターをチェックしながらの演奏なのかな?ケイスケさんのカメラ目線は目ヂカラの強さが際立ちます。大介さんが笑顔で楽しそうにギターを弾いている姿も印象的。啓示さんは体を揺らしながらのプレイで、重田さんのドラミングは頭の位置がまったくブレてなくて、さすが。

後半の間奏では大介さんのギターがぎゅんぎゅん言うし、真一さんも立ち上がってプレイ。コーラスも炸裂するなど、見所&聴き所満載です。

曲が終わると、4人のウインドウが消えて大介さんひとりだけの画面になり、優しいギターの音色がヘッドホンからこぼれてきます。画面には現れないまま、途中から真一さんのピアノの音も重なり、やがて5人全員が再登場。そして「葉桜」へ。重田さんは目をつぶり、自分の世界に没入して(?)のドラミング。啓示さんも着席スタイルでのベースプレイ。しっとりと浸るような演奏に聴いているこちらも心のカドが取れていく。


曲が終わって真一さんのピアノが時間を繋いでいる間、タオルで丁寧に顔を拭く啓示さん。室内だから余計に汗かくんだろうなあ。

7曲目は「夕顔」
3拍子のリズムが心地よい。決して一本調子、ワンパターンではない、ラッコの曲の引き出しの多さを感じさせてくれる一曲です。長めの間奏パートで各プレイヤーのパフォーマンスを存分に味わうことができるのも贅沢。啓示さん、左右の指が小刻みによく動いているから音の粒がしっかりしていて俺の耳も喜んでます。さらに歌詞の最後、“心地はよし”のところで小さくウインクするケイスケさんも見逃してはなりません。

手を拭いたり顔を拭いたり、ドリンク飲んだり何もせず佇んだり。曲が終わってからの沈黙タイムにおけるメンバーチェックもなかなかに楽しい。各自をつぶさに捉えるカメラがあるからこそ、です。よく考えたら、アーティストのライブDVDでもメンバーごとにフィーチャーした映像、ずっとほしかったんですよね。まさに願いが叶っていることになります。


やがて配信画面は真一さんオンリーに。彼のピアノがゆったりと流れ、やがてそれは激しく、ドラマチックに展開してゆく。そして大介さんのギターの音がかぶさったのち、再び5人が揃って「後半戦いけますか?家ぶっこわれてないか?」とケイスケさんの煽り…よりも気になったのは重田さんの衣装チェンジ。白シャツ脱いで黒タンクトップ重田の登場です。

いけるか大介!
いけるか啓示!
いけるかまーちゃん!
以上のメンバーで(おーいby真一)
いけるか真一!

というケイスケさんと真一さんの鉄板なやり取りを経て、ここで「柘榴」!


「これ聴いてる全員が頭振ってるぞ!」

その言葉通り、大介さんも啓示さんもヘドバン!激しさのギアが一段上がった感のあるパフォーマンスにワクワクが止まらない。画面の前でこちらも当然のように、ヘッドホンがずり落ちそうなレベルでヘドバン。啓示さんのめちゃくちゃ乗りまくったベースプレイが圧巻です。真一さんも椅子に足をかけてのスタンディングプレイ。

「電波にお集まりの皆様。うちの可愛いギター聴いてやって!」なんてケイスケさんの言葉からギターソロ!おうちだろうがなんだろうが、というこれぞLACCO TOWERなライブです。

早くも後半戦の合図が飛び出し、次の曲は「擬態」。4人の音の絡み具合が抜群にいい。ケイスケさん以外は座っているのに、そんなことは感じさせないレベルの激しさ。(啓示さんと大介さんは立ち上がって演奏する場面もちょいちょいありましたが)


曲が終われば飛び出す単語は「アツイ」。ケイスケさんに至っては「あちいバカヤロウ!」と悪態まで。よっぽど暑いんでしょう。

「リハと状況(リモートでの演奏)は同じなのに全然違うね」とは大介さんの言葉。たとえ目の前に観客がいなくても、カメラの向こうには観ているファンがいると意識するだけで全然違うってことでしょうか。

投げ銭メニュー「ソロ頂戴啓示」が増えてきたというフリから啓示さんのベースソロ。なんともアダルトな色気漂うソロ演奏はあっという間に終わってしまった…。もっとほしい!

自粛期間に関連したトークが展開する中、印象的だったのは重田さんの言葉。久々に太鼓叩いてどうだった?の問いに

「ずっと体内にあったドラムのリズムをやっと外に放出できたって感じ」

ライブを観たい、爆音で聴きたいというファンの気持ちと同じように、メンバーも「音を出したい」という気持ちがたまってたんだなと感じられるコメントでした。


さあ、ライブも終盤に近づいて…10曲目は「遥」
冒頭、ケイスケさんの歌声と同時に大介さんのギターが鮮やかに耳に飛び込んできます。「遥」のギターの音は、最初から最後までずっと美しく聴こえていたなあ。何度も書いちゃいますが、配信だと音への関心度がグッと高まってひとつひとつの音やメロディ、リフをしっかりと味わうことができます。モッシュの楽しさやフロアが一体となるあの感じとは別の面白さが配信にはあるんだなあ。

ライブだと自分のポジションや、フロアの構造上の問題でドラムを視認しづらいケースも多々あるけれど、今回のような自宅からのリモート配信だと個別のカメラが捉えているから重田さんのドラミング、スティック捌きをはっきりと確認できる!これも配信ならではの喜びですね。

「遥」が終わって、大介さんから告知の案内。(実際告知できるまでに散々ケイスケさんのイジりがあって、最終的には社長の「言わせろや!」という一喝で無事告知にたどり着けた大介さんです)

告知の内容とは、7/23の恵比寿リキッドルーム公演をLACCO TOWER初の無観客ライブとして開催する、というものでした。彼らが同じ現場で音を合わせるのも半年ぶりなんだそう。照明スタッフなども入れてクオリティ高いものにするとのことで、こちらも楽しみです。

「そこでしかできないことを思いっきりやってやろうと思ってます」と力強い言葉も飛び出しました。


今日はアンコールはない、ということでライブは残り3曲。

「なんか言い残したことある?」との問いに「サンキューロックユー!」と答えた重田さんと「サンキューゲッツ!」と乗っかってきた真一さん。ライブでのお約束をキッチリぶち込んできました。


「リモートライブ、無観客ライブ、通常のライブ」
「これは全部違うものとしてとらえていきたい」
「それぞれの良さがある」
「この3つを使っていろんな見せ方ができるのでは」
「いろんな楽しみ方がある」
「楽しいことを僕らは発信していくので」
「これからもよろしくお願いします」

「『遥なる再燃』残り少なくなってきましたがその場所で大事な人と楽しんでください」

そんなケイスケさんのMCから、「薄紅」へ。
あらためてギターはこう弾いているのか、と気づきを得る瞬間がありました。サビで立ち上がり、笑顔で弾く大介さんを観ていてなんだか心がほっこりしてくる。間奏では両翼のふたりが画面に向かってアピール。首を振りながら叩く重田さん、ノリノリだ。

ステージと変わらぬ熱量で画面の中から煽ってくるLACCO TOWER。最高です。


続く「火花」では立ち上がる真一さん&啓示さん。眼光鋭い重田さんも見逃せない怒涛のオープニングからそのまま突っ走る。巻き舌も繰り出すケイスケさんの表現力もたまりません。カメラに背を向けたり、動いて画面から消える大介さんは途中で2体の小さなぬいぐるみを手に振ってましたね。肌の露出多めな啓示さんはアグレッシブに演奏し、ケイスケさんは「ザスパ聴いてるか!!」と叫ぶ。いろいろとカオスな感じもまたLACCO TOWERのステージを見ているようです、


あっという間に、次で最後の曲。

今回のコロナの影響で、職を失った人や、もしかしたら誰かを亡くしてしまった人もいるかもしれない。どうしたらいいか目の前が真っ暗になってしまった人もいるかもしれない。自分たちもそうなんだとケイスケさんは語り始めます。

でも、先を見てもキリがない。半径数メートルを変える必要はなくて、自分の中の直径ゼロメートル、自分のとこだけを変えればいいだけなんだと。


待ってるか、やるか。それだけ。

そしてLACCO TOWERは「やる」と決めた。5人らしく、I ROCKSらしく。まわりのバンドとハコと、俺らなりの答えを出していくので、安心してついておいでと、そう告げるケイスケさん。


さらにこうも続けます。


みんなもいつか、半径ゼロメートルの答えが出る瞬間があるから、焦らず自分のわかっていることだけでいいから一緒に歩んでいきましょう、と。定性的なことばかりで申し訳ないけど、と断りながら、こうすれば元気になるなんてことはないから、オンラインだってなんだって、5人で音を出そうと決めたんだと決意の滲むメッセージ。

そして締めくくりとなる言葉は…

「メンバー、スタッフ全員、元気です」
「みんなも元気でいろよ、死ぬなよ」
「またAPOLLO BASEで会おうぜ」

「今日は忙しい中、たくさん配信がある中」
「LACCO TOWERのライブを選んでくれてありがとう」
「またどっかで逢いましょう」


ラストは「夕立」を披露して『再燃 ~ライブハウスと電波にのって編 遥なる再燃~』は終了しました。この曲では、穏やかな大介さんの笑顔と「あなたとハコと一緒に作った日よ」というケイスケさんの言葉が印象的だったなあ。


「また逢おうな、元気で逢うんやぞ!」
「俺たち5人がLACCO TOWERでした、どうもありがとう!」

ライブを終えて最後の最後、ケイスケさんのメッセージで配信は終了です。


「本日はご来場ありがとうございました。お気をつけてお帰りください。」

メンバーのウインドウが消え、画面にでっかく映し出されたこの文章を見て、ああ自分たちは配信というシステムを利用しながら、確実に名古屋APOLLO BASEという場所を感じていたんだなと思うことができました。


リモートや無観客、少人数の観客を入れてのライブについて賛否いろいろある世の中ですが、どこがどうしたとか言う前に自分はどうするのか、どうしたいのかということを大事にする。よくよく考えたら当然ともいえるそのスタイルを堂々と見せつけてくれた今回のLACCO TOWERのリモートライブ。個々の音を楽しむ喜びや、各プレイヤーのパフォーマンスをじっくり味わえる面白さもあるし、何よりも5人が揃って音を出すだけでこんなに興奮するんだ、というライブの魅力を改めて感じることのできる時間でした。

いつかまた、ライブハウスで爆音を浴びることができる日がくるまでは、様々な楽しみ方で音楽と、そしてLACCO TOWERと一緒に遊んでいけたらいいなと思います。

セットリスト

01.喝采
02.純情狂騒曲
03.杏子
04.夜鷹之星
05.葵
06.葉桜
07.夕顔
08.柘榴
09.擬態
10.遥
11.薄紅
12.火花
13.夕立


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