【復刻ライブレポート】2009/10/24 FACTORY@フジテレビV4スタジオ

※このライブレポートは当時mixiにアップしていたものを若干加筆修正して再アップしたものです。最近書いているレポとはだいぶテイストが異なり、内容も薄いですがご容赦ください。

人生2回目のFACTORY参戦です。MCは井手大介・吉村由美両名。
※「FACTORY」とはフジテレビのスタジオで収録されるライブ番組。抽選に当たった人が観覧無料で参加できる音楽番組です

当日は体調があまり芳しくなく、デザインフェスタにも行く予定だったのでどうするかぎりぎりまで迷い、最終的にデザインフェスタを諦めてFACTORYへ。

あいにくの雨で、かつ寒い。駅ロッカーへは預けずに、スタジオに荷物を置くほうを選択しました。

しかし集合場所にKEMURIファンっぽい人がいない…。オサレさんはriddimだし、若い子はmonobrightだし。ちょっと不安がよぎりました。前回のドーパンのときより、お客さんの数は少なめだったかもしれません。

■鴉 (O.A)

初見です。PVとかで観たことはあったかな。あと雑誌の広告とか。3ピースの歌謡ロックという印象で個人的には嫌いじゃないです。

井出さんいわく「暴力的なギター」。シャウトするボーカル。演奏もある程度しっかりしてて。歌謡テイストでも9mmみたく抜きんでちゃうバンドとかいるし、これからが楽しみかもしれません。

いまだ秋田から通ってるそうで、応援したくなりました。

■monobright

「頭の中のSOS」からライブスタート。あとは新曲の「孤独の太陽」や「JOY JOYエクスペリエンス」、そして「アナタMAGIC」などを披露していました。そこまで詳しくないので、他の曲についてはタイトル不明…。「デイドリームネイション」やってほしかったな。

桃野のMCはだいぶ控え目。CDJとかでも結構かましてるけど、さすがに今日はテレビ収録ということで自重されたのでしょうか。

monobright観るのは、いつ以来だろうなあ。もう記憶にないくらい昔か!? お客さんは若い子ばかりで結構盛り上がっていたような。

でも、やっぱり前回参戦したFed、アンチェ、ドーパンのときよりお客さんの数は少なく感じましたね。スペースがいっぱいあったし。雨ってのも影響あったかもしれません。フリーライブなのでドタキャンしてもお客さん側にダメージないですしね。

■Riddim Saunter

始まる前、ちょっと緊張してドキドキ。ライブ前のワクワク感というか。これから始まる楽しい時間に対する興奮というか。そういうのが味わえるバンド、それがRiddim Saunter。

ライブ観てまっさきに思い浮かんだ感想としては、keishiくんが両手上げた時の脇汗が気になりました(笑) ああ、そんなグレーっぽいシャツ着たら目立つじゃないのさ…。

曲は、なにやったっけな。

「Hey, Please Tip Me Off」
「FREASH」
「Dear Joyce」
「I'm Dabbling」
「Sweet & Still 無口な美女」

あたりをやったのは確実。一緒に行った同僚は、riddim初体験。「キラキラしてた!」と大興奮でした。

そう、riddimはキラキラしてます。ワクワクするしドキドキする。今回のFACTORYはメンツがジャンルがバラバラだからフロアの一体感というのはなかったけど、次はみんなでモッシュしたいなあ。

わいわい踊りたくてうずうずしてました。

■伊藤ふみお

おかえりなさい、のふみおさん。ダンディなスーツ姿で登場し、右手にコードをぐるぐる巻きつけて、その瞬間歓声があがる。

「みなさんこんばんは伊藤ふみおです!」

ああ。同じ。違うけど、同じ。KEMURIです、が伊藤ふみおです、に変わったけれどやっぱりふみおさんはふみおさん。

らしさ全開のスカダンス。チャーミングなMC。

踊る準備はできてるかい?
歌う準備はできてるかい?

そう問いかけながら会場を温めて、新作アルバムから次々と素敵な曲を披露。「One,Two & Go!」や「晴れわたる空へ」、「心の鐘」、「Light the second breath」、「LOUD and PROUD!!」などなど。

アルバム出たばかりで、まだまだ聴きこんでる人がいないせいか、上がる拳の数も少ないけれど、ひとり目立とうがなんだろうが、おかえりなさいの気持ちを込めて目一杯こぶし上げて、スカダンスして楽しみました。

「今までのことも、なにひとつ忘れたりしていない」
そんな言葉にグっときて、涙がじわり。

新しいスタートだけど、過去があって今がある。前を向いて歩くけど、ここまで辿ってきた道がある。これからも、PMAでいくって改めて思わせてくれました。

最後は、出演者やスタッフ、お客さんに感謝を捧げるふみおさん。懐かしいな、なんだか。

ステージはけたあとに巻き起こる「ふみお」コールが嬉しかった。

MCのふたりが、せーので言いましょうか、と提案して、MCとお客さんによる「ふみおさん、おかえりなさい!」。

するとバックステージから「Yeah!」というふみおさんの声が。もうにやにやですよ(笑)

賛否両論あるかもしれないし、スカパンク大好きな人にとっては物足りないかもしれないけど、俺は新しいふみおさんの作品、とても好きです。

Zeppがすごく楽しみになりました。

今日、体調があまり芳しくないなか、それでもお台場に来た価値はあったなあと思いました。

KEMURIの最後を、ライブは無理だったけどお台場まで行って見届けて。津田さんの「REDEMPTION97」というリスタートの瞬間を新宿で、ふみおさんのソロライブ1発目をフジテレビで見届けて。

ちゃんと時計は進んでいることを実感できました。


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