【ライブレポート】2014/10/12 平賀さち枝とホームカミングス ミニライブ&サイン会

たまたま見ていたPV番組から流れてきた音楽がとても好みで。歌ではなくイントロが。気になってそのPVを見ると、「平賀さち枝とホームカミングス」とクレジットが出ていました。Homecomingsは京都のバンドで、女子3人と男子1人の編成。HAPPYとかThe.Finとか好きな人のツボにハマるような音楽をやってて、道理で好みなハズだわ…と思ったもんです。平賀さち枝さんについての知識はまったくありませんでした。そんな彼女たちがタワレコでインストアライブするってんで、日曜の午後でしたが行ってきました。

開演ギリギリに到着したところ、かなり数のお客さんがスタンバイ。はたしてどちらのファンなのか…。最初にHomecomingsが25分ほどライブを行い、次に平賀さんが25分、最後は今回出したスプリットシングルを一緒に演奏して終了、そしてサイン会という流れ。

Homecomingsはアコースティックセットで畳野彩加さんがヴォーカルとギター、福田穂那美さんは本来ベースだけど今日はミニキーボードだったりタンバリンだったり。そしてドラムス石田成美さんがマラカス的な楽器、福富優樹くんがギターという編成。ボーカル畳野さんのフラットでありつつ温かみのある歌声と、インストアゆえの控え目な伴奏でとても可愛らしいステージになっていました。女子3人がいるってのも、その可愛らしさに拍車をかけていたような。MCは主に畳野さんと福富くんが担当。今回のスピリットシングル収録曲以外にも『I Want You Back』『Winter Bargain』など以前リリースしたミニアルバムからの曲もたっぷり演奏してくれてちょっとラッキー。なにせ彼らのライブを観るのは初めてだったので…。

畳野さんの歌声は本当に独特で、癒されます。メロディというか曲自体はどちらかというと洋楽っぽい雰囲気が漂っていて、これに畳野さんの声が被さると、なんだかthe brilliant greenと重なってきます。バラード系の静かな曲をやるときのブリグリ。だから俺、このバンドに惹かれるんだなと勝手に納得しました(笑)

続いて平賀さち枝さん。ピンク色のワンピースで登場。見た目はとても可愛らしくて、背が小さい。ギター一本で堂々と歌いあげます。最初の曲はタワーレコード新宿店の歌、らしいです。タイトルは『o Music, No Life』。今回のシングル以外はすべて初めて聴く曲でしたが、意外と好きな感じ。特にこの『o Music, No Life』が良かったなあ。どうやらタワレコ新宿限定シングルらしいのでもう手に入らないか。これが収録されているミニアルバムはネット検索で在庫ありと出たので今度探してみよう。ライブを観ていると、今回Homecomingsとスプリットシングルを出したのも納得の組み合わせだなと思いました。どちらのアーティストも持っている雰囲気が近い。柔らかくてちょっとふわふわしていて。お互いの曲をカバーしてもそれほど違和感がないんじゃないかっていうくらいに。

平賀さんの曲が終わると、Homecomingsを呼びこんで今回のシングル『白い光の朝に』を。今後2組でのライブ予定というのは未定らしいけれど、ぜひまたやってほしいなあ。今回のインストアライブで平賀さんをちゃんと知ることができて、とても興味を持ちました。もちろん、Homecomingsもライブ観て「ああ、これは追いかける価値のあるバンドだ!」と思ったので、ぜひライブハウスで彼らの演奏を観てみたいなあ。


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