【掘り起こしライブレポート】2013/8/16 BiS主催 「SHELTER 7DAYS」@下北沢SHELTER

※2013年夏に開催されたBiS/LAST ALLIANCEのツーマンライブについてのライブレポートです。シェルター30周年ということでその思い出のひとつを引っ張り出してみました。


7月にまさかの発表、BiSとラスアラの対バン。そのときは「すげえ組み合わせ!」とびっくりしましたが具体的な日程は失念して時間経過。

友達のリツイで今日がその日だと知る。松村さんにメール入れてエール送ったところ「来ないんですか?(笑)」の返信。

結局、シェルターに行くことになりました。

最後のほうに入場したのですでにフロアはパンパン。もちろんチケットはソールドアウト。ミッチェルことミチバヤシリオが当日、BiS卒業を発表していたので、お客さんの雰囲気どうなんだろうと思っていましたが、なんというか、彼らは前を向いてました。

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LAST ALLIANCE
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10分ちょっと押して始まったラスアラのライブ。
今日の客層で、いったいどんなことになるだろうと若干の不安もありましたが…杞憂でした。

杞憂どころか、なんじゃこりゃっていう盛り上がり。あっという間にフロアはぐちゃぐちゃ。モッシュ、ダイブで視界が埋まるほど、シェルターで見慣れた光景。

え、こんなにホームなん?

完全アウェイとはまではいかないだろうけど、盛り上がりはまずまずくらいなのかなと思ってました。研究員のみなさん、本当にすいません。

サマソニで、ももクロ前のオープニングアクトで、モノノフたちがめちゃくちゃ盛り上がった、というか盛り上げてたという話を聞いてなんとなく感じてはいたけど、アイドルファンてのは楽しみ上手なんだと思います。
サービス精神もあるし。

ファン同士の一体感とはまた違う、ステージにアーティストやアイドルと自分自身が心の底から楽しいと思えるようにライブに臨んでいるというか。

ラスアラメンバーもすげえ楽しそうにライブしてます。
安斉さんも「アウェイかと思ってた」と言ってましたが、全然そんなことはなかったです。

BiSのTシャツ着てガチで盛り上がる人たちを後ろから観てて、なんかウルっときてしまいました。これは本当に幸せな景色だと思います。ロックバンド同士のイベントのほうが、むしろ客層に壁がある気がしました。

松村さんも「今日はダイブやモッシュ、ケチャなんでもありで!」と言っててフロアもわき上がります。

ラスアラのライブでケチャとか、すごい光景。

最後の曲は『プラネタリウム』でラスアラファン絶叫レベルの歓喜。何本ものサイリウムがゆらめいて、その上をサーファーが飛び交う奇跡の瞬間。

ほんと、すげえライブ観ました。


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BiS
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ロッキンのDJブースでちょっとだけ観たBiS。こうしてちゃんとライブ観るのは初めてです。

ラスアラ終わって後ろにはけてきた人は少数。ドリンク交換してまたフロア中央へ戻っていく人多数。

要するに、今日来ている人の多くはやっぱりBiSファン。それなのりあんだけ盛り上がったってことに改めて震えました。

もちろんライブは1曲目から大沸騰。ラスアラに輪をかけてアグレッシブなお客さんたち。さっきまで隣でポコパンやってた女子もぐいぐいっと前のほうへ突っ込んでいきました。

曲の途中でお客さんが全員振り返るという振り付けがあったり、リフトされた女子がメンバーに向かって「愛してるぜ!」と叫んだり、汗だく男子が「もっと汗ちょうだい!」と言えばメンバーが「これ以上いらねえだろうが!」と返したり。

ひとつひとつがカルチャーショック。

そしてまさに当日、脱退を発表したミッチェルについて。ライブ前もライブ中も特に何か変化があったわけではなく。メンバー自己紹介の際も、全員がさらっと(おそらくいつも通りに)終わらせてました。

告知タイムになってからリリースやライブ情報など喋り、「あとはもうないっけ?」なんて言ってるとさすがにフロアから「え~~~~~!」という声が。

そこでようやくミッチェルが「あ、私9月22日でBiSやめまーす」とひと言。

本当にこれだけでした(笑)

お客さんもそれを受け入れた感じでそのままライブ継続。


全然湿っぽくなくて、むじろ清々しいくらいだった。思い入れのあるファンからしてみたらステージから直接いろいろ話して欲しかったかもしれないけれど。

本編はひたすらに汗まみれで終了し、アンコールなし。実に潔し。


1. Fly(新曲)
2. primal.
3. GMYL全部
4. YELL!!
5. gugigi
6. nerve
7. DiE
8. Hi(新曲)

ライブ後はサイン会が始まるらしく、松村さんに挨拶したかったけど邪魔になるんで早々に退散。

めったに観られないこの組み合わせ、現場で立ち会えたことはとても貴重だし、良い経験になりました。

まだまだいろいろ刺激的なものが世の中にはたくさんあります!

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