幸福と快楽の違い
はいどうも
本日の15分間ライティングのテーマは幸せです。
あなたは今幸せですか?
幸せな人もそうじゃない人も、今回のお話は幸福に対する認識を改めていくきっかけになると思うので、よければ最後まで読んでいってもらえればと思います。
まず多くの人が幸福を求めているのに、その正体というかちゃんとした定義も曖昧でなんとなくそれを求めている事実があります。
・幸福と快楽
何でそんなことわかるかって?
答えは簡単。
みんなお金とか所有物とか、あるいは社会的な地位とかそういうもので幸福度を測ろうとしているから。
車を買ったり家買ったり、収入の多い仕事とか格好いい仕事をしたがったり。
もしくはイケメンの彼氏や優しい旦那さんを求めたり、スタイル抜群の彼女や奥さんを求めたり。
まあ何でもいいんですが、そういうものをみんな欲しがっていて、何で欲しいのかっていったらそれを持てば幸福になれると思っているからです。
でもそこが大きな間違い。
これまで挙げてきたもろもろものものは幸福の正体じゃありません。
じゃあ何だってばよ!
一言で言うならば、ただの快楽です。
もしくは刺激ですかね。
つまり僕らの大半は"幸福と快楽"の区別もついておらず、単なる快楽や刺激を必死に追っかけ回して日々しょうもない競争をさせられたり、SNSマウンティングをしたりされたりしているわけです。
これら二つの明確な違いはなんでしょうか?
それはシンプルです。
幸福は減ったりもしないし、変質もしません。つまり幸福とはそのままで完結していて、それ以上でも以下でもないものです。
逆に快楽は簡単に増減し、しかも一定ラインを超えると途端に苦痛へと変質します。
例えばフカフカのベッドでたっぷりと眠るのはさぞ気持ちいいでしょう。
でも気持ちいいからといってその快楽をもっと増やそうとたくさん寝たらどうなるでしょう。
丸一日、二日とベッドで眠り続けたら?
きっと寝過ぎて体がだるくなったり、自律神経が乱れて気持ち悪くなってくるでしょう。
つまり、快楽が苦痛に変化したのです。
お金も物も、何もかも一緒です。
たくさんあれば幸福になれると思ってそれらを増やし続けると、必ずどこかのラインでそこから得られる快楽よりも苦痛が上回るんです。
お金は管理の手間とストレスがお金で得られる快楽を上回るでしょうし、異性との関係も同じでしょう。
・快楽との付き合い方
だからといって快楽を捨てましょうとか、そんなものはいらないといっているのではなく、幸福と快楽を混同するのはやめましょうと言う話です。
快楽は快楽。ただそれだけ。
人生のおけるちょっとした彩として適度に楽しめばいいのです。
でもどれだけそれを集めても幸福にはなれないことをあらかじめ知っておけば、渇望感が減って生きるのが楽になるはずです。
たくさん稼いで、パイオツカイデーのお姉ちゃんとたくさん遊んで、大きいお家に住んで、高い服と高級車を山ほど所有しているのに何故か満たされない!おかしい、もっと!もっとたくさんあれば!
って感じの地獄のループに入っていくことはないでしょう。
・サド侯爵曰く
最後にマルキド・サドという昔の作家の言葉を引用して終わりにしたいと思います。
『快楽とは苦痛を水で薄めたようなものだ』
では今回はこの辺で
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