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思春期田舎ヲタクの苦悩ードルヲタ女子大生は考える。

え…今日火曜日じゃないの…(現在水曜日22時)

勘違いしてた…曜日感覚…

これから書きます…

夜中に出すのももったいないので木曜の夜に出します…

やる気もあって前もってやってたのに…


私は進学とともに田舎から上京してきて一人暮らしをしている身なのですけど、

上京前からヲタクはしていたんですよ。

(田舎言うてるけど地元は大好きすきすき)

今は水を得た魚ってくらいヲタク活動を楽しんでおるわけですが、

今考えると、田舎にいる間のヲタクの壁のあることあること。

あと私のパーソナリティの問題と。

時代の問題と。

があります。

小さい頃から大きくなるまでの物語風に。

①CDが買えん。

幼い頃の私は、CDを買うという感覚がなかった

近くにあったのはレンタル屋さん。

離れたところにある電器屋でCDを売っていたみたいだけど、

通学路でもないし、テレビでやってるチェーン店の名前しか覚えていない私は

そんなお店があって、そんなものが売っていると思いもしない。

今は人口減少やネット販売があるからか、

CDを売るお店はこの町から無くなった。

隣町にはCDショップがあったけれど、ゲートが怖くて踏み入れなかった。

だから実家にずっとあるCDを見た時は、

「どこから手に入れたのだろう」と思った。

音楽は、

母が借りて、コンポでMDに焼いて、車で流す。

私はたまにお店についていっては、

怪しげな黒暖簾のかかるコーナーを店の奥に見つけてギョッとし、

コンポに衝撃を与えないようにという母からの言葉に細心の注意を払いながら、

テレビでは聞いたこともないカップリング曲を聞いていたのだ。


成長した私は、

アイドルを好きになり始めたお姉ちゃんがCDを買うシーンを見ていた。

ネット通販だ。

なるほど、なんだかポチポチ押したら数日後届いたぞ。

こうやってiTunesとやらに取り込んでiPodにどうにかして入れてるんだ。

楽しそう。

高学年になった私はiPod nanoを買ってもらった。


そして私も好きな歌手たちが現れる。

アルバムが出る。欲しい。聞きたい。

そこでどうしても通らねばならない関門だ。

親に言わなければならない。

なぜなら、ネットでの注文、

CDを買うのにクレジットカードが必要だったし、

(コンビニで支払いができることはつい最近知った。)

(万が一、コンビニ払いでもアカウント作るためのメールアドレスを持っていなかった。)

受け取るのも私以外の家族の可能性の方が高い。

注文する時はいつも母に立ち会ってもらって

金額やアカウント情報を確認せねばならなかった。

このクエスト、初めてCDを買う時すごく勇気を要した。

その頃は自分が好きなものを人に言うのですら気恥ずかしかった。

しかも「これほしい」って隠して言ったって

画面を見るだけで誰の何のCDかわかってしまうのだから。

このとき「こんなのが好きなの?」だとか「これ欲しいの?」だとか

悪気が全くない問いでも反応されただけで逃げたくなる。

何も言われなくても心の内で何か思われていることはわかっているので、

どっちにしろ逃げたい。

金は俺の財布から出すんだ、頼む何も思わないでくれ。

これが思春期か。自己開示性の低さか。なんだ。

その後、CDをネットで買う時代にだんだんなっていったことと

数を重ねるごとに慣れてきたこともあって今は当時ほどハードルは高くなくなった。

こんな感じで大きく成長しましたよっと。はい自伝風おーわり。

②ライブに行けん。

ライブに対しても同様、幼少期の私は未知の存在だったんです。

今思えば当たり前なんだけど昔は、

テレビでライブ来週やりますよってCMも全然流れないし、

(私が知ってようなメジャーな歌手は直前に告知したってチケットは絶対に取れん。当たり前にsoldoutじゃ。)

会場もどこか知らんし、、

(野球で見たドームしか知らん)

そもそもライブやるなんて情報みんなどこから仕入れてるのよ!

(携帯電話もアカウントも持っていない年だから)


そんなこともあって、

CDに封入された先行予約のフライヤーは一番最初はスルーしてた。

自分には関係のないことだと思って。

そしてネットを使いこなせるようになってきて

初めて自らライブの抽選やら申し込みをする時はドッキドキ。

これまた親に言うってことをするんだけど。

なぜなら送り迎えをお願いしなければいけないから。

私の町に帰るには18時には駅をでなければいけません。

(開演時間☆)

後泊をするにもきちんと伝えなければいけないし。

平日だったら2秒で諦めました。

義務教育は大事。

2秒にどれだけの想いが詰め込まれていることか。

あと私の場合、

入金や発見も親に手伝ってもらわなければ全くわからなかったので。

ライブに行きたいってほどの想いになると

自分の好きなものを言うことに対するためらいは吹っ切れていたと思います。

ただもう一つ、これだけは辛いと言うものが、

先ほどクレジットカードがだめなら

コンビニ払いがあるじゃんと言ったんですけど、

最寄りのローソンがねえ!

ああ口悪くなっちゃった。

入金するにも発券するにもそれが一大イベントみたいなもん。

親に頼んでから車で行くとしたら、1時間強…?

本当に自力で行くなら2時間強…で片道2500円とか…?

往復したら5000円…?

いーやライブ1回行けちゃうやないかい。

ローチケの時は泣く泣く諦めてました。


ここ数年で、地元ではないですけど、

半分くらい近いところにローソンができました。

都心にいるとコンビニの無駄遣いかってくらい近接していて、

(そういう戦略なのは承知しておりまする。)

ふらっと帰り道に寄れていいなと思いました。

ヲタクがたくさんの支えによっってできていたことに幸せを感じている。


そもそもコンビニやクレジットとか、私の幼少期から比べても

どんどんどんどどんどん便利な時代になっているな。

置いて行かれないように、引っ張っていけるようにがんばろっと。

そして最後に

③だから、SNSやYouTubeはバリアのあるヲタクに優しい

私がそうだったみたいに

ちょっと都心から離れていたり、商業系が乏しい地域に住んでいる人、

親や身近な人に自分のことを言うのが苦手な人、

(好き度が本気じゃないからって指摘されてしまえばそれまでなんだけど)

それ以外にも

予定がどうしても外せない人

常に忙しい人

あまり遠出できない方や飛行機に乗ることができない人

家を出ない人

金欠の人(飛び上がる私の左手)

身体への影響やリテラシーに関する欠点はあるけれど、

インターネットがあるおかげで好きなことが身近に感じられて、

ほどんど直接メッセージを送れて、

応援したい側にとっては、ほんと嬉しいことだなと思います。


こんな風にnoteを書いて発信できているわけだし。

それでわ!

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