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HSP同志は出逢いにくい?

秋も深まり、冬がすぐそこに来ている公園に行きました。
もみじは緑と黄色と赤に鮮やかに彩られ、
暖かい日に照らされ、風に揺られて光っていました。

私はお気に入りのベンチで小説を読みたくて来たのですが、そこにはすでに先客が。

いつも空いてるわけではないので、
そうかー、仕方ないなと思いつつ、ベンチの近くにある木の葉っぱを撮って移動しようと思いながらベンチに近づいて行ったら、
先客の方が、私に気づくとすぐに立ち上がりました。
そして、少し先の、私もきれいだなあと思っていた紅葉にスマホを向けて撮影を始め、
それをなんとなく見ていた私に再び気づいて、
立ち去っていきました。

私は、空いたベンチに座りながら思いました。
「私も、きっと同じことをする。あの人とは気が合いそうだ。」と。
人が比較的少なく、パーソナルスペースが充分取れて、自然に溢れた公園のベンチで、一人ゆっくりとしているところに、
人が近づいてきたら、きっと私も同じようにその場を離れ、でもすぐに去るのはもったいないから美しく輝く秋の景色は撮って帰る。
近づいてきた人と話そうとは思わない。

私もそういう感覚だ。
わかる。でも、だからこそ、話すことはない。
「出逢い」になることはないんだなぁ、と思いました。

HSPの感覚がわかる人は数が少ない。
だから合う人がいたら、とても貴重で、たぶん、お互いにわかり合う人がいたらなぁと思っている人が多いのではないかなと思うのだけど、

だからこそ、自分のスペースも相手のスペースも尊重しようとする者同志、

どうしたら出逢えるのだろう?

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