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反抗的なスタート


「タロットを勉強しよう!」

そう思って初めて買ったカードは、ニコレッタチェッコリのミニサイズのカード。
かわいいけれどちょっと怖いような暗いような不思議な絵が魅力的で、ひとめで気に入ってしまったから。

こちらがそのニコレッタチェッコリのカードたち↓

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本屋に並んでいるタロットの本を一冊ずつ開き、わかりやすそうで初心者にも優しそうな一冊を選んで、その本を読む独学からのスタート。

ネットでは”初心者はまずウェイトスミス版タロットカードを使用すべし”なんて情報もあったけれど、そして、本屋で迷いながら選んだ一冊もウェイトスミス版タロットカードの絵柄とその解説でした。

ウェイトスミス版タロットカードの絵柄はこんな感じです↓
”タロット”というとこれがいちばんオーソドックスなカードです。

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でもせっかく買ったお気に入りのカードを使いたい!

そう思うも教科書となる本とは絵が違うため、例えばニコレッタの方のカードに【愚者】のカードが出たとすると、
「愚者ってどんな絵のカード?」
と本を開いてはページを行き来し見つけ、解説を読み、そして次のカード…のくりかえし。
本を読みこみ意味を覚えるとなると、どうしても本に描かれているカードの絵と解説がセットになるため、今度はニコレッタの方のカードとすぐに結びつかない。
そんなこんなでどうにも慣れず、ニコレッタの方は結局使わないままになってしまった。

ネットや本に書いてあった通り、初心者はまずウェイトスミス版タロットから始めるといい理由を身をもって体験したし、それでいうなら独学とはいえ私のスタートは反抗的だったな~と今にして思うのです。

「勉強を始めるけどカードはどんなのがいい?」って聞かれたら、
「ウェイトスミス版タロットがいいよ」と言うけれど、
好きなカードがある!
このカードをどうしても使いたい!

なんて情熱があるなら、そっちの方がいいなと思うのです。

なぜなら”好き”のパワーってとてつもないので。
理論も効率も常識も超えちゃうのが”好き”だから。


私は反抗的なスタートだったけれど、
やっぱり”好き”のパワーがそうさせたんだろうな、と今は少しなつかしくも思うのです。


今日もありがとうございます。



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