心の中のカオナシを少しずつ大人にしていけたら

のっけからで恐縮だが、私の中にはカオナシがいる（千と千尋の神隠しはみなさんご存知だと思いますが）。

カオナシは「サビシイ…サビシイ…」とつぶやいて「千、お前がほしい」と言ってみたり、食べ物をガツガツとかっ食らったりする。

ようするに、満たされてなくって、どうすれば満たされるのかがわからないのだ。

私の中にも、そんな部分はいまだにある。

満たされない余り、親しい人に「聞いて聞いて」とうざがられても依存してしまったり、体に悪いものを食べ過ぎてしまったり、やるべきことを後回しにして、お布団でいつまでもごろごろしたり。

2020年はそのカオナシ状態から、少しずつ脱却していきたいと思ってる。

心と体を少しずつ強くしていって、必要のない依存をなくすこと。それはつまり、カオナシを大人にしていくってことだと思う。

私はいままで３６年生きてきたけど、読書や創作や仕事に夢中になるあまり、心と体のケアを怠っていたように思う。

ここできっちりメンテナンスして、人生後半戦に備えたい。

たぶん、これから高い山だって登るんだろうし、生きれば生きるほど、背負う荷物は大きくなっていく。だから、８合目でへこたれないように。

というわけで、これからもよろしくお願いします。