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本日はどのアイスドリンクにいたしますか

うちの冷蔵庫のドアポケットにはいま、2リットルの冷たい飲み物のボトルが3本、どん!どどん!と並んでいる。冷蔵庫を開くなり、目に飛びこんでくる大きなボトル3本は、結構迫力がある。しかも、どれも同じ茶色の液体だ。

体にはあまり優しくないと知っていても、夏のあいだは冷たい飲み物を私は求めてしまう。ごまかすように、たまにはお湯を沸かして熱い飲み物も飲んだりするが、作り置きの冷たい飲み物を、夏の暑い日に外から帰って来てかけつけ一杯ぐうっと飲むのは、至福のひとときだ。

並んでいる3本のボトルの中身を、右端から紹介しよう。

右のボトルは、水出しアイスコーヒー。

2リットルの水に、コーヒーの紙パックを1包放り込んで冷蔵庫で一晩置くだけで、朝には美味しいコーヒーができている。ブラックで飲むのもいいが、うちでは豆乳で割るのがスタンダードな飲み方だ。むろん、牛乳でもよい。

香ばしいコーヒーの香りはそのままに、水出しなのでカフェインが控えめなのがいい。夕方や夜にたしなんだとしても、眠れなくなることはほぼない。私はカフェインの強い、濃いコーヒーが苦手なので、水出しコーヒーの薄さはちょうどよいのだ。

真ん中のボトルは、麦茶。

日本の夏のド定番の飲み物である麦茶を、御多分にもれずうちでも毎年作っている。カフェインなしのありがたさ。なんのごはんやおかずにも、夏のおやつにも合う、懐の深さ。麦茶、最高である。

カレーのときは麦茶がないとしまらないし、焼きトウモロコシにだって良いお供となる。ごくごく飲むと、本当に夏の暑い日はほっとできるし、何より特別ぐっすり眠りたい日はカフェインなしの飲み物を欲するので、このボトルが並んでいるのとないのでは、大違いなのだ。

左のボトルは、アイスティー。

この夏から我が家の冷蔵庫に加わった、フレッシュな新人、アイスティー。そもそもは、お義母さんからよく紅茶の茶葉をいただくので、美味しく消費するにはどうしたらいいかな?と考えて、水出しコーヒーと麦茶という夏の二大ラインナップに、さらに加えてみた。

ぐらぐら大鍋に沸かしたお湯に、お茶パックに移し入れた茶葉をニ包放り込んで、ふたをしめ火を止めて15~20分。こちらの記事の作り方を参考にさせてもらっている。こちらもアイスコーヒーと同じく、豆乳で割る飲み方が好きだ。もちろん、割る気分でないときはストレートティーとして飲んだりもする。爽やかで軽い飲みくちが、とてもおいしい。

この飲み物たちが冷蔵庫にあることを想像するだけで、コンビニでアイスを買おう!と思うことが格段に減った。

いままでは「体によくないと知ってても、アイス食べたい」という誘惑に負けがちだったのに「家帰って、美味しいアイスドリンク(もちろん無糖)が待っている」と思うだけで、誘惑に勝てる。自家製アイスドリンクが心にもたらす余裕、とてもすごい。

ひとつだけ困った点があるとすれば、夫がしょっちゅう、この3本がどれがどれだか分からなくて間違えることだ。ラベルシールを貼るのをめんどくさがっている私が悪いのかもしれないけど。

みなさんの冷蔵庫の、夏の定番ドリンクはありますか?

あと少し、秋風が吹いて温かいドリンクが恋しくなってくるその日まで、この3種類のドリンクはうちでまだまだ需要がありそうです。





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