ゲームの難易度が上がっても #呑みながら書きました
こんばんは!呑み書き本野菜、じゃなくて本夜祭ですね!
もう2023年も暮れ、ということは来年は2024年なわけで。
私、note始めて2024年は10周年になるみたいです。やー、10年ですよ。正直なところ、10年書いてこれだけか、と思うときもあるし、10年でここまで来たな、と思うときも両方ある。
10代20代、私は本当に文章が書けなくて。ものすごく読んでたから書きたい気持ちは強かったんだけど、ぜんぜん書き方がわからなくて。でも、noteのフォーマットに出会って、初めてするする書けるように、いやするするじゃないけどちょっとずつ自分の書きたいことを表に出せるようになってきたんです。
それもこれも、広告のないこのシンプルなテキストエディタデザインのおかげかもしれない。noteがなかったら、ここまでスムーズに書けるようになっていない気がします。
それでね、いろんなご縁と運が重なって、本当にありがたいことに、1冊目の小説を出版できたわけですけど、そこから、私にとっては「文章を書く難易度」がすごく上がったんですね。
やっていたゲームが「初心者向け」から「上級者向け」にチェンジされてしまった。もちろんその「上級者向けゲーム」にチャレンジする機会をいただけたことは、すごく幸せなことだとわかっていて、それでも跳ね上がったゲームの難易度が、なかなかクリアというかたちになりません。
ファンの俳優さんが、一時期Twitter(現X)のプロフィールに「臥薪嘗胆」という言葉を入れていたんですね。その方はいま八面六臂の大活躍をなさっていますが、私はその方を長く応援してきたので、その言葉をプロフに入れていた時期もよく知っています。
そして「臥薪嘗胆」と言いたくなる気持ち、めっちゃわかる…と。
そういうわけで思うようにいかず悔しい気持ちもたくさんあるんですけど、でも何が自分を支えてるかといったら「小説が大好きでしかたない気持ち」と「ここnoteでたくさんの人からもらった『あなたの作品が好きです』」という、この二つしかないんですね。
だから「ダメかもしれないけど、どのみち負けたとしても、もう少し書いてみるかな」って思える。
小説を書いて、売れていく、数字出して活躍していく、っていうそういう方たちの作品を読むと、だいたいおしなべて「すごい……天才……それにひきかえ自分は」ってなりがちなんだけど、私は商業デビューして小説家になったその前に、ここで『あなたの作品が好きです』って言ってくれた人たちに、小説家にしてもらえてる、そんな気持ちがまずあってですね。
そんな人たちとたくさんのご縁をつくってくれた、noteがあって、10年続けられそうで、よかったな、っていう。
あと実は、最近手当たりしだいにいろんな小説サイトに投稿してみたりしてもいるんだけど(ついになろうにも載せてみたりしましたよ)
小説サイトを実際使ってみると、そのサイトのメリットもデメリットもよくわかる。(わー、ここは縦書きできて読みやすいな!とか、ここはこんなに小説コンテストが開催されてるのか!とか)それはひるがえって、またnoteで小説を書くときに活かせるポイントだったりする。noteの小説ジャンルがこういう風になってほしいなっていう、アイデアにつながったりもするかもしれないですしね。
まあまとめるととにかく、ゲームの難易度をチェンジしちゃったことでひいひい言ってるわけですけど、でもやっぱり「面白い作品を書ける自分になりたい」って、いまは思えているので。
今年はライブにも何度か足を運べた年だったんですけど、私いつも会場に行くと、そこに集まってる人たちの日常に思いを巡らせるんですね。
毎日仕事なり通学なりがんばって、それで週末にこの会場に来て、音楽に身を浸し、幸せな気分をもらって、また自分の日々に戻っていくんだろうなっていう、想像。空想。妄想。
そんなエネルギーチャージのエンタメを提供できる、私自身だって作品を出す限りはそうでありたい。それには、自分ができることを積み重ねて、上手くなるしかない。対価を払ってもらう作品を書くって、たぶんそういう「価値」が要るから。
というわけで最後ぐだぐだになりましたが、「趣味」で書いていた時期を経て「仕事」にしていきたい過渡期なんですね、いま私は。
とりあえず「臥薪嘗胆」って言っとくと、がんばれる気がするー!
マリナさん、いつもいつもありがとう。
マリナさんの日常を、どうか楽しんでください!
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