お気に入りの作家全公開するよ

note公式の１０月のハッシュタグは「＃私の本棚」。あれ、どこかで聞いたような……という無粋なつっこみは置いておきまして、今回は小説応募ではなく、常日ごろから、私の作品を見てくださってる方に向けて、私が影響を受けた作家全公開、という企画を一人でやりたいと思います。

本当に、好きな作家を、あげていったらきりないのですが、それでもあげられるだけ、あげていきたいと思います。

・荻原規子さん

勾玉三部作や西の善き魔女が代表作。思春期に大きく影響を受けて、今でも大ファンです。この人に憧れすぎて、この人を輩出した早稲田大学の児童文学研究会に入ったくらい（ほしちかは他大生でしたが）

・梨木香歩さん

この人みたいに日本語を扱えることができたら、と激しく憧れている。「からくりからくさ」が一番お気に入りだが「雪と珊瑚と」や「家守綺譚」シリーズもお気に入り。

・上橋菜穂子さん

「守り人シリーズ」「獣の奏者」の作者。ファンタジーの壮大さもあるが、いぶし銀のような文章も好き。

・森絵都さん

「つきのふね」は本当に思春期のバイブルだった。すごく感動するので、読んでいただきたい。

・島本理生さん

「ナラタージュ」で知り、その才能に打ちのめされ、以来ずっとファン。ご著書は欠かさず買っている。静謐で激しい恋愛小説が特徴。お気に入りは「よだかの片思い」や「波打ち際の蛍」

・柚木麻子さん

いま間違いなく、若手作家の中ではトップクラスの才能がある方だと思う。文章がとにかく端正できちっとしていて読みやすく、すごくエンターテイナー。食べ物が必ず出てくるけど、おいしそう。「その手をにぎりたい」が特に好き。

・瀧羽麻子さん

最近のめりこむようにして読んでいる。この人の文章表現がとても好き。お話もかわいい。

・小川糸さん

まっすぐできらきらした物語を書く人。二作目「喋々喃々」が特に好き。

・山本文緒さん

大学時代にすごいはまっていた。「恋愛中毒」がすごく好きだった。

・窪美澄さん

現代作家の中で、私が一番注目している人。家族のこと、性と生のこと、すごく考えさせられるし、落ち着いた文体が素晴らしい。

・福永令三さん

「クレヨン王国シリーズ」の作家。小学生のときにこのシリーズにはまり、作家になりたいと思うようになった。

・彩瀬まるさん

この人の文章がとても綺麗で好き。お話も、すっと心に染み入って来る。

ええと……このくらいでしょうか。ほかにも作家は数いれど、ほぼ全作読み切っている（もしくは全作持っている）作家さんだけにしぼって、ご紹介しました。この人の読んでみたいけど、何から読めばいいかな、って迷ってらっしゃる方がいたら、コメ欄に書いてくれたらおすすめします。