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オフにすること&冷蔵庫のなかにあるもので小説を

Twitterでも書きましたが、スマホとパソコンをオフにすると、読書がとてもはかどることに気が付きました。ネット断捨離といえばいいのか。私は節約のためスマホとガラケーの二台持ちをしていて、スマホはネット接続のみ、ガラケーは通話のみなので、スマホだけ切っちゃって電話は出られる状態にしてあります。

思うに、インターネットからの刺激は強いので、日常それにまみれていると、本の弱い刺激ではものたりなくなってしまう。でも、ネットにつながないようにすると、それでも脳は微弱な刺激を求め続けるので、本を集中して読むことが可能になる、という感じです。私の場合。

それでも、2時間にいちどは電源を入れてネットを確認しますが、もうそれで充分だなあと思いました。小説の勉強することを考えたら、本が読めるのがいちばんですので。。。

あと、話は変わるのですが、主婦をやっていると「冷蔵庫にあるもので、ささっと夕食をつくれる」ことが大事じゃないですか。

これって、小説にもいえるなーとふと思いました。

小説家における「冷蔵庫にあるもの」というのは、自分の経験だったり、あとは本棚に入っている本ですよね。

もちろん、プロのすぐれた作家さんは市場へ出かけてイセエビ(珍しいテーマ)を買って調理することもあると思うのですが、あくまで初心者の小説書きさん(私も含めて)は、自分の経験だったりとか、あと本棚の本を一冊抜いて、そこからシチュエーションや展開を借りてつくるとか(もちろん丸パクリはだめですが、換骨奪胎という言葉があるように、うまくアレンジすれば、とっかかりが似ていても、まったく別作品をつくることが可能ですよね)そういうことが大事なのでは、と思います。

そして、冷蔵庫にあるものを「組み合わせる」ということ。そういう意味で、三題噺って、よい練習方法なのだろうなと思います。ゼロからなにかをつくろうとせず、あくまで、自分の手持ちの札や、本棚から見つけた、身近なテーマから、つくりはじめること。

そんなことをつらつら考えていた、秋の日でした。

引越してきた部屋、この季節になってもあまり寒くないのでお得物件だったなーとほくほくしています。


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