あきらめても、あきらめても、なお
タイトルは西炯子先生の漫画「姉の結婚」の帯のコピーからです。この漫画大好き!で、このコピーも秀逸だったので、引用させていただきました。
仕事がバタバタして全然作品がつくれない中、久しぶりに夫に書店に連れていってもらいました。
文芸書の棚がわりと充実した書店で、ぱらぱらと手に取って捲ってみているうちに、死んでいた感情がまた動き出しました。
「あー、私、やっぱり小説が好きで、仕方ないんだな。やっぱり、どんなに難しくても、自分には向いていないと思っても、それでも書き続けることに意味があるんだな」と。
最近Twitterで素敵な言葉に出会いました。
どれも良い言葉ですが、とくに二番目にやられました。
「比較するときは他人とではなく、過去の自分と比べること」
才能のある方は世の中に星の数ほどいらっしゃるから、そういう人と自分を比べると、どんどん落ち込んでしまう。
でも、比べるべきなのは、たとえば、どんなに作品を書きたくても、ぜんぜん形にならなかった大学生時代の自分とかなのでしょうね。
それに比べたら、今の自分は、作品を形にできているだけでも、がんばれているのかもしれない。
あと数か月ほどしたら、仕事がまた落ち着いてくるはずなので、今は書きたい欲を心の中にいっぱい溜めておいて、書けるときがきたら、がんばろう!と背中を押されました。
みなさんに、また良い作品を届けられますように。
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