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【連載小説】冬嵐

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【あらすじ】海岸清掃ボランティアにいそしむ「俺」は、十二月の冬の海の清掃中に、浜辺に女の子が倒れているのを見つける。その女の子の言動は、かつて「俺」のそばにいたひとにとても似てい…
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2018年9月の記事一覧

【小説】冬嵐 第1話「拾い物」

十二月の海は、ブルーグレーの色に波立っている。寒さに耳がこわばるのを感じながら、遠くの水…

上田聡子
5年前
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【小説】冬嵐 第2話「犬や猫じゃないんですけど」

第1話「拾い物」 並んでカウンター席に座った俺と女の子の前に、熱いラーメンのどんぶりがど…

上田聡子
5年前
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