文学フリマ東京38で出合った本
読んだら増えます。
『その手を握る』青魚淡水さん
ついったーで一目惚れして購入。
共通の描写で締めくくるという面白い短編集。
「わたしのともだち」と、「拓弥 二十七歳、沙樹、二十六歳」が特に好き。
元カレの元カノのことを調べて追いかけてしまう主人公のことを怖く思いつつも、元カレの元カノという絶妙な条件だからこそ気が合う相手なんだろうなぁと思ったり、
付き合ってない相手への主人公の好意の重量を恐ろしく思いながらも、真っ直ぐだなぁと眩しく思ったり。
『ヒトリ旅のススメ』八月