灌仏会と三時間座禅
四月八日はお釈迦様の生誕をお祝いする灌仏会(花まつり)です。
先日、維摩会春秋館では、お釈迦様を偲び三時間の座禅会が行われたので行って来ました。気の整った場で仲間とする座禅は集中し易いです。
そういえば三時間の座禅など去年の灌仏会以来一度もやってなかったなぁと悪い意味の感慨があり、時の流れの速さを感じます。一時間の座禅も数える程しかしてなかったのは反省です。
さて、姿勢を正し座を組み日常の雑然とした気が抜けるまで一時間はかかりました。その後、時々深くなる波が来る程度でしたが、意識の力が抜け、意識が有るのか無いのか位の非常なシンプルなものになる時がありました。
まあ、いわゆる普通の座禅です。また、呼吸が意識を生み出している様な(上手く言えませんが)感覚があったので、そこを超然と観てると更に奥に行けた感じがありました。
あと、今年から本格的な花粉症になってしまい片鼻が埋まって呼吸が苦しかったのですが、最後の方は気の巡りが変わり鼻の通りも良くなり、三時間無事終了しました。
総評を伺い、やはり春秋館の方は皆、自観を始め正しくコツを教わっているので優秀な方が多いです。そして伸びた人は努力しています。
そういうのが自分の刺激になるのは良い点です。また、オンラインでも参加して評価頂ける様になったのはありがたい事です。
私は評価は同じでしたが何年も前の方がもっと入れた感じもあり、やっただけの結果しか出ない事も感じました。
今回トイレにさえ行ければずっと行なえる、行いたいという感覚が出て来ました。やはり長く行った状態とは貴重です。
座禅は心の奥がそれを求めているのを感じます。この清々しく有難い感覚を忘れず、精進して長時間にチャレンジして行きたいです。
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