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占い師なら知っておきたい「悪い結果」の伝え方

相談を受けているとわかってきますが、だいたいが現状が良くないからのスタートです。そこから鑑定すると、だいたい結果も「逆位置」「ソードの10」「吊るし人」とかそんなのしか出ない(=よろしくなく見える)。
鑑定に慣れてくると、悪い結果を伝える技術や経験もついてきますから、わりと抵抗なく悪い事でも平気で伝えられるようになってきます。

でもそんな時、一度立ち止まって相談者の気持ちを考えてほしいのです。
「その結果を伝えられて本人はどう思うだろう」と。たとえそれが占った方から見たら「現実」や「ありのままの姿」だったとしても。
多分ですよ、本人も薄々ダメなのは勘ずいてるんじゃないの?と思うんですよ。それでも、本人の中には「ダメかもしれない…でも一縷の望みがあれば」と思って占いに来ている人もいるかもしれないんですよ、知らんけど。

私も自分で思いますが、占い師を始めた頃は「私のクソみたいな占いでお客さんを嫌な気持ちにさせたくない…!」と思って、どんな結果が出ても頭振り絞って良い言葉良い表現を使い、無料オプションを使ってでもお客様を励まそうと努力していました。
でも数年たって、こんなもんだろうという感覚を覚えてからは、そこまですることもなくなりましたね。
でも今振り返ってみても、お客様から長文の温かいコメントを頂いていたのは「初心者」の頃の方が多かったような気がします…。

では、以上のようなお話しをしたうえで、『悪い結果の伝え方』をお伝えします。


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