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【富士山】弾丸登山する人は見て!「成功例」

死にたくなければ雨の日には行くな!

富士山の天気予報
富士山の星空
僕が登った日は[登山指数Cで雨]の予報でした。(22年8月下旬)
山頂までは行きましたが、寒さ、雨、風で危険です。
山頂では倒れこんでいる人が結構いました。
それに、キリが濃いのでご来光もありません。
マジで雨の日だけは避けましょう。
※雨の日は、ちゃんとした防水のフル装備が必要です。
これ舐めてると本気で死にます。

てんきとくらす-登山指数の例

最安値で富士山五合目へ行く!

富士山公式のアクセス情報
実際に利用した、東京-新宿~のバスの紹介。
片道2650円-バスタ新宿~富士山五合目まで一本です。
2時間半ほどの乗車で、トイレやUSBポートがあり快適でした
ハイウェイドットでWEB決済のスマホ乗車券を購入しました。
バスの前でスマホの画面を提示するだけで乗車できます。
(バスタ新宿そのものは購入予約などは行ってません。)

バスタ新宿
ハイウェイバス ドットコム

余談
・初めての人は新宿駅で迷うので時間に余裕をもっていくのが良いです。Googleマップなどを活用しましょう。
・帰りのバスですが、出発7分前ぐらいに来ました。富士山五合目バス停-目立つバス停なのですぐ分かります。
予定では帰りは13時のバスでしたが早く下山したので10時のバスに変更して無事に乗車できました。スマホから予約情報にアクセスして簡単にバスの変更ができました。

無いとヤバイ!装備と持ち物!

実際に富士山に登ったことを踏まえて紹介します。
富士山公式の持ち物リスト

①服装
基本、綿(コットン)はNG
汗などが乾かず寒さや不快感につながります。
吸水速乾の服が基本です。

・登山靴登山靴下(ウール系)
神保町で登山専門店などを回り購入しました。
神保町には複数のお店がありオススメです。
店員さんに予算と富士山に登りたいことを伝えると選んでくれました。
何も知らなくても細かく教えてくれるので一度行ってみると良いです。
靴のはっ水スプレーも同時に買うと良いです。
モノによっては靴の素材ごとにスプレーが違うのでよく見て買いましょう。
※初めての試し履きで買うのはやめましょう。
色々履いて合うものを選びましょう。
・ヘッドライト&予備の電池
道中は真っ暗です。必須です。
200ルーメンもあれば十分です。
登山専門店で買いました。
250ルーメンの一番安いものを買いました。
キリで視界が悪かったのでその辺の対応ができる製品だとより良いです。

・超安いワークマン登山服
安くて高品質です。登山靴などは専門店でそろえ、あとはワークマンやユニクロ製品がオススメです。
ハット
日焼け対策、日中は必須。夜登山だったので使いませんでした。
シャツ
(長袖)
吸水速乾のスポーツシャツ的な。日焼けや寒さを考え長袖が良いです。
メリノウール下着
ユニクロのエアリズムも良いです。
サポートタイツ
必須ではありませんが、メリットが大きいのでおすすめです。
クライミングパンツ(長ズボン)
動きやすくポケットがついてるものがおススメ。
ジーンズは絶対にダメです。
雨具(レインウェア)
防寒着の上から着れるもの。
INAREM(イナレム)の上下セット。
雨風の中登り最終的に少し染みて濡れました。
晴れの日に登るなら大丈夫だと思います。
基本、雨風をしのげる場所はないので雨具は重要です。
場合によっては命にかかわるので登山専門店で買ったりレンタルするのも良いと思います。
着る雨具は必須ですが、止まって雨をしのぐ時に折り畳み傘がありかも?
ですが風が強いので注意です。

防寒着
フリース、セーター、ダウンジャケットなど
富士山は本当に寒いです。フリースなどはすぐ着ることになります。
フリースなど軽いジャンパー系+ダウンなど2枚持っていくと確実です。
さらにレインウェアなどを着ると暖かいです。
ネックウォーマーや顔全体の防寒アイテムもあると便利です。
手袋
(防水推奨)
岩場を登っていくので使います。寒さ対策でも必要です。
雨の日に行くなら防水の製品が必須です。
サングラス
日中に上る人は必須です。
紫外線で目をやられます。
リュックレインカバー
リュックの中のものは袋に入れるなどして防水しましょう。
雨が降ると中身が濡れ防寒着が死ぬのでレインカバーはオススメです。

②持ち物
ゴミ袋
ゴミは捨てられません。必須です。
防水対策や汚れたモノや濡れたモノを入れるのにも使いました。
ジップロックが小物を入れるのに便利です。

500mlを数本持っていくのがオススメ。
2Lのデカイのを持っていきましたが出し入れが大変です。
500mlを4本持って行って1本バッグの横にさす方が楽だと思います。すぐに飲める工夫が必要です。
山小屋や5合目で買うこともできますが、500ml-200円以上です。
行動食

例:塩分チャージ、タフグミを2袋、塩羊かんを10本、ゼリー飲料3本、など。
少量ポケットに入れ、すぐ食べられるようにしていました。
好物でチーズやサラミなども持っていきましたw。
個人的に柿の種と羊かんが持ってきて良かったです。
山小屋には食べ物が売ってたりします。
100円
トイレを利用するときに必要です。一回200~300円です。
トイレの入り口に箱が設置してあり、自主的に支払ってから利用します。
財布とは別でポケットに入れておくのが良いです。
5合目の休憩所に無料のトイレがあります。
財布とお金
5合目には登山用品がある程度売っているので忘れ物を買うなど、食事処に入る、お土産を買う、山小屋で何か買う、急遽山小屋に入る、など用途は様々です。雨で紙幣が死ぬので防水対策をしましょう。
スマホ
富士山-富士登山に役立つ地図アプリ」が便利です。
公式の富士山GPS地図です。
モバイルバッテリーも持っていくと安心です。
日焼け止め
日中に登る人は必須です。
タオル
汗をかいたときや濡れた時、お尻の敷物としてなど、あると良いです。
トレッキングポール

必須ではありません。あれば快適に登れるかもしれません。
岩場も多いので邪魔になることもあります。
スパッツ・ゲイター
持っていきませんでした。必要なかったです。
靴に砂利などが入るのを防ぎます。
下山時は常に砂利道です。
エマージェンシーシート
必須ではありません。
非常時や寒さが厳しいときに使います。
山頂付近で使ってる人が大勢いました。
マスク
砂ボコリやコロナ対策など。複数持っていきましょう。
汗や雨でダメになります。
ティッシュ
ウェットティッシュ
カイロ
ご来光を待つときの寒さ対策に使えます。
貼って登るのはオススメしません。
トイレットペーパー
使いませんでした。紙切れなどであれば安心です。
防水して持っていきましょう。
医療品
持っていきませんでした。あれば安心です。
常備薬がある人は持っていきましょう。
健康保険証も持っておきましょう。
ヘルメット
ほとんどの人が付けていません。
吉田ルートでは貸し出しもあります。(預り金:2,000円)

富士山は半日は必要!

高山病には気をつけろ!

僕は登山初心者です。
土曜の夕方~日曜の朝にかけて登りました。
休日はめちゃくちゃ人がいます。渋滞が起きます。
登山:9時間 下山:2時間(トイレに行きたく走った)
具体的なスケジュールと分かったことについて話します
17時半-5合目到着
高度順応のため、周辺を散策。
無料のトイレが近くにある。
18時-食事
基本レストランは2階です。
食券がほとんど売り切れだったり、他の店はしまり始めてたりで、早めに済ませるのがよいです。
1階の五合園レストハウスに休憩や買ったものを食べるスペースがあります。

19時-登山開始
真っ暗です。少し進むと下りになりその後、泉ヶ滝と山頂へのルートで分岐します。看板があります。
困ったときは富士山アプリを開くと良いです。
7合目~
岩場になり始めます。この辺からは定期的に山小屋があります。
高山病になると終わりなので道中で横にはけて定期的に水と食べ物を取りました。
22時半-本7合目-鳥居荘
赤い鳥居がある山小屋です。晴なら景色が良い。

本8合目~
登山道で渋滞が起きていて、自分のペースで登れず、休憩を取りずらいです。9合目と山頂までは特にキツイので油断しないようにしましょう。軽い頭痛になりました。
4時半-山頂
極寒で大雨、風も吹いていました。エマージェンシーシートを広げて倒れこんでいる人が結構いました。トイレの入り口付近にもおりトイレが機能していません。山頂すぐの山小屋の食事処は大行列。スマホもつながりません。
雨風をしのげる場所は無くベンチに座って止むのを待ちました。寒さで死にそうでした。雨が止んだ後すぐに下山しました。キリが濃すぎて周りが明るくなっていくだけのご来光でした。
余談:ツアー客はツアー席ですぐに山小屋の食事処に入れてました。天候が悪くなる予報で途中下山しているツアーもありました。
5時-下山
雨が止んだタイミングで下山。
道中に山小屋は無いので水は必須です。
トイレは7合目付近までありません。山頂で済ませるのが理想です。
ずっと砂利道で、足への負荷も半端ないです。
トイレへ行きたかったので走って下山しました。Sを描くように走って下山しました。危険なのでマネしないでください。
救助馬のウンチが道に沢山あったので気を付けてください(黄色いワラみたいなやつだった)
7時-吉田-5合目
1階の五合園レストハウスで装備を脱ぎ荷物を整理。
富士山みはらしで食事をとりました。
紙幣が濡れていて、小銭でギリギリ食券を買えましたw(800円のうどん)
お土産を買って、あとは帰りのバスを待つのみ!
5合目で食べて回っても良かったかもしれません。

9時53分-バスが来る
10時3分-出発~バスタ新宿
雲上閣レストランのすぐ横のバス停に来ます。
元々は13時のバスの予定でしたがスマホで10時のバスに予約変更できたのですぐに帰れました!
帰りのバスにはUSBポートはありませんでした。
バスによって違うのかもしれません。

終わりに

弾丸登山の後は数日は足腰の疲労が続きました。
覚悟したほうが良いです。
富士山は東京から簡単に行くことができます。
装備と天気を見ながら一度登ってみてください。
雨の日は行かないほうが良いです。

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