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181104

タイトルの意味が分かるだろうか。
KPOP界隈ではよく見かける6桁の数字。
これは日付を表している。

つまり181104というのは
「2018年11月4日」を意味する。
この6桁の数字は私にとって忘れられない…

今日出たホシくんのSpiderのインサイド。
レコーディング風景を始め様々な舞台裏が
映されていた。
振りの練習を一生懸命するホシくん。
それでもどこか楽しそうで幸せで…

しかし、そこに映っていたのは、
右肩にテーピングをする愛する人の姿だった。

私は思い出してしまったあの日を…
忘れられない181104。
それはホシくんが脱臼した日だった。

2018年11月4日。
idealcutのアンコン2日目。
chuckを踊っていた彼は急に止まった。
その後彼は舞台から姿を消した。

ホシくんは人より体が柔らかく、
chuckの激しい振りをした際に勢い余って
肩が脱臼してしまったのである。

いつもはステージの上で踊り狂うホシくんが
つらそうにステージで唸る姿。
いつもは誰よりも激しく踊り続けるホシくんが
肩をかばいながらステージに立ち続ける姿。
決して忘れない。いや、忘れられない。

「宿舎のボイラー切ってた」
などと嘘丸見えなことを言って…
「caratたちがいるからって一生懸命してたらこうなったんだからcaratのせいだよ!!」
と私たちが心配しないようにして…

本当は痛いはずなのに…
踊ることすら辛いはずなのに…
私たちのためにステージに戻ってきてくれた。
この日を決して忘れない。
いや、私たちは忘れては行けないのだ。

その後の判明した事実によると
ホシくんの肩は常に外れやすい状態にあり
脱臼しやすくなっているということだった。

だからこそ、私は怖かった。
「またいつか同じことが起きるのではないか」

今でも私はchuckを聞くことが怖い。
あの日のあの光景を思い出してしまう。
パフォーマンスを見ることがとても怖い。
どうしても見てあげることができない。
ごめんね、SEVENTEENのみんな…
こんな弱いやつでごめん…

そして思う。
「同じことが起きたらどうしよう」

そしてそれが現実になった。
私はインサイドを見て泣いた。

もしかすると全然そんなものではなくて
見当違いな話なのかもしれない。
それでもあのテーピングを見た時怖かった。
辛かった。苦しかった。涙が出てきた…泣いた。
恐れていたそれが現実になったようで
すごくすごく怖かった。

ごめんねホシくん。
こんな弱いペンでごめん。
ホシくんは少しでも私たちに笑顔になってもらうために、沢山準備したはずなのに…
泣いたりしてごめん。
笑ってあげられなくてごめん。

痛い、、、、のかな?辛くない?
踊るの痛くない?無理してない?
それなのにあんなものを用意してくれたの…
あんなに完璧なものを用意してくれたの…
ありがとうしか言えない自分が憎いよ。
こんな簡単な言葉しか言えなくてごめん。

彼は絶対にステージに立ち続ける。
私たちがどれだけ止めたとしても…
彼は私たちに絶対に弱い所を見せない。
だから私たちは信じるしかない。

そして願うしかない。
二度と同じことが起きませんように…
彼を苦しませないでください…と。

ホシくんがカバーした"폰서트"の最後。
181104の彼がステージへ戻ってきた時に
叫んでくれた「지금 몇시?」が入っている。

私は今日も忘れない。
そして弱い私はまた苦しくなるのかもしれない。

ごめんねホシくん。
笑顔でいれなくてごめん。
どうかホシくんは笑顔で幸せに過ごしてね。

愛してるよホシくん。

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