L.C.L、液化、スランプ、そしてはじまり
“固体と接続を強く意識しても、自己の認識の再構築を繰り返す内に、認識の接続点を見失い、自己認識世界が“液化”したと言わざるを得ない状況に陥る事はあり、感覚的に、エヴァンゲリオンのL.C.L化はまさに、自己認識世界が液化する〈スランプ〉段階のメタファーと言えるな、と実感しました。
構築(成長)→脱構築、多重のインプット→液化(スランプ)→取捨選択、情報整理→進化(より理想に近いアウトプット、人格形成の達成)
といった具合で、
液化後の再構成時に、脱構築前に使用していた自己システムの取捨選択が可能となり、よりなりたい自分の形成も可能となるのではないでしょうか。”
“2022年1月7月。
強烈な離人感。離物感というか。
人以外の他者や無機物も人格に代入する内に、昨日までの自己を喪失したような。何も見えなくなる事がある。不安ともまた違う。
2017年頃のアーカイブを見返していると、昔から、自己の無意識領域に他者の人格を代入しすぎる節があったのだな、と感じた。
自分だけの思考と言動のほとんども、フィクションとして作った筈の、過去の小説の要素が多分に代入されて形成されている。
人は元々そのように出来ているが、認識の解像度を高くし過ぎると、倫理的に危険と言える程に、自己や周囲に影響を及ぼし過ぎるようになるのだろう、
他者の人格を代入した思想を公衆の場にアウトプットすると、代入元の人間と自身の辻褄が融合し、他者の未来を思い通りに寄せてしまう、ような影響を与える事も、ある。
慎重に脳トレと整理を重ね、自身の法律を制定していく必要があるだろう。
善悪とか、そういうのだけで無く、区別は基本嘘となる段階があり、そこから思うように繋げ直していくと、安定した構築世界を得られていくと思った。”
ありったけの祈りをこめて。
さようなら、全ての
「ローズマリーの赤ちゃん」評書きますね。
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