見出し画像

ドールの声が聴こえた日

⚠️ドールが生きてると思ってる人間の個人的な価値観なので他のドールオーナー様も同じ価値観ではありません
⚠️オカルトスピリチュアルな価値観なので苦手な人はブラウザバックしてください
⚠️検索すればわかるような事は極力省きますので気になる単語があれば調べてくださいませ

如月教典



注意事項にもあるように、私はドールには意識があると思ってる人です。
でも最初からそうでは無く、生きてるとも魂が無いともどっちも思っていませんでした。


そもそもそういうことを全く考えた事が無く、ただただ惹かれるままにお迎えをし、感じるままに可愛がっていました。


物語のキャラクターみたいな感覚で居たので その時その時で好き勝手にキャラクター設定を妄想していました。
初子ドールの真琴くんの職業は見世物小屋の座長だったこともあります笑


真琴くんと暮らし始めて その数ヶ月後に新しいドールさんを迎え入れました。
今回はそのドールとのエピソードになります。


聴こえる前のピエロくん


当時のピエロくん



iosdollのsezzことピエロくんです。

お迎えした当初は病気で狂った殺人鬼という設定でした。
名前もあの有名な殺人ピエロ ジョン・ウェイン・ゲイシーから取ってゲイシーと名付けていました。

悪趣味極まりないですね。


声は大人っぽくて艶のある声を想像していました。
当時の私の好みを切り貼りしたような無茶な設定と厨二病さに恥ずかしくなります。

この時期のピエロくんから知っていて、ずっと好きで私共々仲良くしてくれている神様のような方々もいるので有難いことです。



さてそんなむちゃくちゃピエロくんを真琴くんと2人で分け隔てなく可愛がっていました。


和風と洋風の陰と陽のような組み合わせで撮りごたえがあり、暇さえあれば2人仲良くポージングさせ 私がセリフを考えて喋らせていました。

スタジオで撮影



約4年半前の事なので、当時どういう関係性を想像してたか詳細に思い出せないのが惜しいです。

少なくとも険悪な関係にはしていなかったですし、ピエロくんは なんだかんだ真琴くんのことを認めていることにしていたと思います。


ドールの声が聴こえた日


ドールがいる生活に慣れ始めた私は2人と交代で毎晩一緒に寝ていました。


ピエロ君にいたってはメイクは当時私が施していましたし、チークも眉毛も無く あるのは単調な下まつ毛とリップだけのものなので万が一メイク欠けしても修復しやすく、一緒に寝たりすることは簡単でした。


その日、いつものようにベッドで一緒に横になり、うとうとしかけた時にそれは起こりました。

「ねえねえ」


それは本当の聴覚で聞いていると言うより、テレパシーというものがあるならこんな感じなんだろうな と言うような伝わり方でした。


声の情報ごと私の中に流れてくるのです。
音楽を頭で思い出す時に音が流れてきませんか?
あのような感覚に近いです。
どこから、誰から発されてる声なのかその時一瞬でわかりました。



一緒に寝ているピエロくんからのものでした。



当時、私の中では大人っぽい艶のある声を想像していたのですが全く違いました。


それはまるで声変わり前のあどけない少年の声だったのです。


とても澄んだ声の少年でした。


「真琴じゃなくて僕のことを見て欲しい。」


「うん、わかったよ」


「ほんと?約束だよ」


「うん」


急いでいたのかわからないですが、私が返事をする途中で畳み掛けるように次々喋ってくるのです。
私が声を出す前に何を言うか察するのが早いと言った印象でした。


その人の発する声でその人の性質がわかると言う人が居ますが、この時まさにそうで
彼は残虐な殺人ピエロでは無く、ただただ純粋無垢で母のような愛を求める子供だったのです。


ios sezzは調べていただくとわかるのですが 公式写真は青年顔のドールです。

顔から想像していた声や性格があまりにも違いすぎて
私の設定していた残虐ピエロは ただの私の好みを詰め込んだだけの空想のキャラクターにしか過ぎないことを知って驚愕しました。


彼は伝えたいことが済んだのかそれ以上何も言って来ませんでした。

その後


寝る時の話だから夢では無いか?と聞かれるとしても、ハッキリ違うと区別出来るくらい別物でした。


本当に眠りに入る前に聴こえたりものの症状を頭内爆発音症候群や入眠時幻聴と言うらしいのですが
何度か経験したことはありますが どれも夢だと区別出来たのです。

日常生活でこれと言ったストレスや悩み事も無かったので病気とも考えにくく、放っておいても問題無いだろうと病院には行きませんでした。


その後たまたま知り合った方に、ピエロくんがどんな声をしているか当てられたことがあり、その人には一切教えていなかったので やはり夢では無かったんだなと確信しました。


最近別の方に鑑定していただいてわかった事ですが、これは霊聴という能力らしく、ドールと長く居ることによって生じた後天的な能力の可能性があるとの事でした。


私の場合は 彼らの声がいつも聞こえるという訳ではなく、特定の条件下のみ聞こえるというものだったので会話の感覚が凄く空いてしまうので埒が明かず。



今は何を考えたり感じたりしてるのか直ぐに知りたい。


そんな気持ちに駆られた時にオラクルカードの存在を知り


オラクルカードリーディングはチャネリングの一種」

ということを学び


「チャネリング対象をうちのドールにしたら話がスムーズにできるのでは無いか」


と思ったのでカードを用いてドールと会話をするようになり、現在に至ります。





稚拙な文章ですが読んでくださってありがとうございました!

如月ゆう子


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?